所在地 | 軽井沢町星野 |
---|---|
歩行開始地点(地図)までの所要時間 | 上信越道碓氷軽井沢IC・小諸ICから約30分 軽井沢駅からバス15分または中軽井沢駅からバス10分 |
最高到達地点の標高 | 約1050m(あずまや) |
参考になるWebページ | http://picchio.co.jp/sp/wildforest/ |
現地付近ライブカメラ | http://www.town.karuizawa.nagano.jp/ctg/00903800/00903800.html(軽井沢町役場提供 国道18号追分) |
軽井沢野鳥の森は、1974年に、全国で初めて国設の野鳥の森として指定された所で、かつては日本三大野鳥生息地と言われたところです。観光客や買物客でごった返す軽井沢駅周辺とは対称的な静かな森で、歩きやすい観察路があり、誰でも森林浴とバードウオッチングを楽しむことができます。
避暑地の軽井沢にあるので、夏も涼しいです。木々に葉がないため鳥を見やすい晩秋〜春は、寒いものの雪は少ないため、十分に防寒し、歩いたり観察小屋から見たりして、たくさんの野鳥が観察できます。冬は隣接する「ケラ池」が凍結して天然スケートリンクになります。
※軽井沢付近の道路、特に国道18号は、週末は渋滞することが多いです。
JR軽井沢駅またはしなの鉄道中軽井沢駅より西武高原バス草津温泉方面「西区入口」下車後、徒歩5分
星野温泉の駐車場の反対側に、自然や野生動植物の保護・研究を行っている「ピッキオ」の施設、ピッキオビジターセンターがあります。野鳥の森の地図が置いてある他、熊除けの鈴を無料で貸してくれ、ガイドツアーも行っています。
※ビジターセンターは、2016年夏に、野鳥の森の池の畔に新しくできる施設に移転します。
「軽井沢野鳥の森」の大きな看板の左の砂利道(小瀬林道)を歩き始めます。右側には、別荘地に行く舗装道路があり、その手前の壁に、日本野鳥の会の創設者中西悟堂氏のレリーフがあります。左側の橋を渡った奥に見える建物は、星野リゾートの新しい高級宿泊施設「星のや」です。
10分ほど歩くと標識があり、右側の本格的な遊歩道に入ります。
雑木林の中の遊歩道を歩きます。ところどころに登りがありますが、勾配はそれほど急ではなく、子供でも登れます。30分ぐらい歩いた所で標識に従って左に少し登ると、野鳥を窓から観察できる横長の小屋があります。
元の道に戻り、あずまやを目指して歩きます。視界が開けて右に広場があり、 その奥に、やはり鳥の観測のできるあずまやがあります。観察小屋までの道の周囲は、背の高い木が多く、葉が茂っている初夏〜秋は「鳥の声はすれども姿は見えず」ということが多いかもしれませんが、観察小屋かあずまやの周りは見やすく、待っていれば野鳥の群れに会えるでしょう。
元の道に引き返して5分ほどで左に分岐します(あずまやからさらに奥に行くコースもあります)。ゆっくり下ると、左側に「ドングリ池」が見えてきます。名前通り、遊歩道で秋は栗やドングリが拾えます。池の近くに下りてみると、意外と水は澄んでいて、水生動物が泳いでいるのが見えます。
ドングリ池から10分ほど歩を進めると左にポンプ小屋があり、ほどなく、出発地点の右側の、別荘地に行く舗装道路に出ます。
右に折れ、以前スケートリンクだった釣り堀のようなところを過ぎると、出発地点に出ます。
![]() |
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第250号) |
ホワイトクリスマスin軽井沢のページをご覧ください。
※軽井沢野鳥の森以外の信州のバードウォッチングスポットは、小鳥バスのページをご覧ください。
執筆者:松尾
←前のコースへ | 次のコースへ→ |
東信のトップへ |