所在地 | 箕輪町 |
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歩行開始地点 | 中央道 伊那ICか伊北ICより約30分 伊那松島駅からタクシー約20分 |
最高到達地点の標高 | 1200m(アルプス展望台) |
参考になるWebページ | http://www.town.minowa.nagano.jp/indexpage/040206index.html(箕輪町) |
現地付近のライブカメラ | http://www.inacity.jp/list.rbz?nd=53&ik=1(伊那市) |
萱野高原は南アルプスと中央アルプスの間に位置し、伊那谷と中央・北アルプスを一望できる眺めが魅力です。特に、アルプスに沈む夕陽を見られる場所として「信州のサンセットポイント100選」にも選ばれています。
遊歩道は整備され、春の水芭蕉や山菜から紅葉まで四季折々の草花やさまざまな小鳥のさえずりを楽しみながら歩けます。ここに紹介した以外にも何本かの遊歩道があります。
伊那松島駅からタクシーで約20分
駐車スペースの少し先の右側に「小鳥の森巡回コース」遊歩道の入り口があります。軽いアップダウンを過ぎ、分岐点を左に行きます。右に行くと、遠回りで萱野高原の奥に行きます。すばらしい林間コースを過ぎ、橋を渡ると「夫婦池」があります。この辺りから奥にかけての植物園には水芭蕉のある湿地があり、4月中旬〜5月上旬には可憐な花が見られます。
夫婦池をぐるっと回って、分岐点の標識の「右 紅葉丘」の方向に登ると、モミジ・白樺・レンゲツツジなどの雑木林があります。タラノキやコシアブラなどの山菜の樹を見ながら進むと、遊歩道がいったん終わり、キャンプ基地・宿泊施設の「かやの山荘」の建物が見えて来ます。ここまで車を入れて、拠点として散策することも可能です。
右手に水場とアルプスが展望できる広い休憩棟、左手にキャンプ場があります。オートキャンプではない自然の中のキャンプができ、夜空の星が綺麗に見えます。キャンプ場は縄文時代の遺跡だった場所だそうで、こんな高地に住んでいたのかと驚きです。
さらに進むと白樺林の向こうに「アルプス展望台」の鉄塔が見えて来ます。ここからのアルプス・伊那谷と天竜川の眺めは素晴らしく、また、「信州のサンセットポイント100選」に選ばれているアルプスに沈む夕陽は格別です。帰りは車道を通れば近いですが、遊歩道を適当に歩いて植物園経由で行くのが良いでしょう。
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この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第250号) |
執筆者:松尾
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