諏訪湖の御神渡りおみわたり


2006年(平成18年)の御神渡り※写真は全て諏訪市博物館のご提供です
場所 諏訪市 諏訪湖 南東岸 舟渡川河口すわっこランド(地図)付近〜北岸 承知川河口付近
期間 年により、1月〜2月の間に出現し、数日〜数週間見られます(2021年と暖冬の2021〜2019年は出現せず。2018年は2/1に出現した後長く見られ2/27にほぼなくなりました。2013年は1/22〜1/28に出現しました・2012年2/3・2008年1/30・2006年1/9・2004年1/29にも出現しました。
料金 見物無料
問い合わせ先 Tel. 0266-52-4141〈諏訪市役所観光課〉
アクセス(車) 中央道諏訪ICから約20分
アクセス(公共交通) 上諏訪駅より、徒歩数十分またはバス・タクシー数分

こだわり情報

諏訪湖の湖面に盛り上がった御神渡りの氷
御神渡りの様子(昭和50年代)

信州最大の湖の諏訪湖は、毎年冬に全面結氷します。年により、その氷の厚さが10cm以上になり、零下10℃程度の冷え込みが数日続くと、湖面の氷が大音響と共に山脈のように盛り上がる「御神渡り」が見られます。これは、気温の上下に寄って氷が膨張と収縮を繰り返すことによって複雑なメカニズムで起きる自然現象なのですが、何年かに一度、最高50cm〜1mもの高さで湖岸から湖岸まで数kmに渡り「氷の道」ができる光景は不思議なものです。
諏訪大社上社の男神が下社の女神のもとへと渡る恋の道である、というロマンチックな言い伝えがあり、今も地元の八剣やつるぎ神社の神官が御神渡りかどうかを認定する拝観式が行われます。その時、湖面の割れ目の状態を見て、その年の天候や農作物の出来、世の中の吉凶までも占います。御神渡りが起きない年は「明けの海」と呼ばれます。

御神渡りの記録は神社に550年以上前の室町時代から1年も欠かさず残されていて、気候変動の記録として世界的に注目されて研究に活用されています。
その記録では、かつては「明けの海」は非常に珍しかったのが、最近は温暖化のせいで冬でも全面結氷する日が減り、御神渡りも起こらない年が多くなっています。1990年以降に出現したのは、1991・1997・2003・2004・2006・2008・2012・2013・2018年です。

場所は、諏訪湖の南東から北に2本、南西から東に1本の合計3本の「道」でせり上がることが多いようです。御神渡りと認定されない年や御神渡りと認定される前でも、部分的なせりあがりが見られることがあり、また、結氷した湖を間近に見るだけでも迫力を感じます。

御神渡りは、北海道では屈斜路湖などでも起きますが、本州で本格的に見られるのは諏訪湖だけです。御神渡りは出現後の気温により1〜2週間見られます。雪が積もったり暖かいと見えにくくなりますが、2018年の時のように気温が低くて逆に氷のせり上がりが成長する時もあります。氷どおしが擦れ合う音が聞ける時もあります。
見学には防寒着を充分に着て、立ち入り禁止の湖上には立ち入らないようにしてください。

なお、諏訪湖は、2016年の大ヒットアニメ「君の名は。」の映画中の「糸守湖」を長野県出身の新海監督がイメージにした場所の一つと言われています。

※諏訪湖畔では、2月上旬の金・土曜にふれアイスIN諏訪 アイスキャンドルという諏訪湖の氷を使ったイベントも行われます。

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