米子大瀑布よなこだいばくふ

不動滝と虹
不動滝と虹
(須坂市・北信タクシー株式会社提供)
所在地 須坂市
歩行開始地点(地図)までの所要時間 上信越道須坂東ICから車約40分または上田菅平ICから約1時間30分
長野電鉄須坂駅からタクシー約40分
最高到達地点の標高 1480m(あずまやのある展望台)
参考になるWebページ http://www.suzaka-kankokyokai.jp(須坂市観光協会)
現地付近のライブカメラ http://nagano-city.com/(長野市から米子大瀑布の方向を撮影)

米子大瀑布は、長野市の東の山中にある滝です(「よな〜」と読みます)。群馬県との県境にある百名山、四阿山あずまやさん根子岳の北側の懸崖を、85mと75mの落差で直線的に落ちる2つの滝は、周囲の木々とも見事にマッチし、長野県内では乗鞍高原の「三本滝」、南木曽町の「田立の滝」と共に、日本の滝百選に選ばれています。また、このあたりは信州一、二を争う紅葉の名所で、秋は大自然の中の紅葉を楽しむ人たちに人気があり、長野市から毎年来る人もいます。
アクセスするための道路や駐車場が狭くて、大型バスもマイクロバスも通行できず、大型のワゴン車でもすれ違いに苦労します。その分、観光バスはなく、穴場的存在です。途中の道路の周辺も、紅葉の時期は素晴らしい眺めです。冬は氷結した滝が見られ、以前は雪が降る時だけ通行止めでしたが、2011年現在、11月末〜4月まで常時通行止めになっています。
なお、北向きの絶壁で光が当たらないため、写真は、撮りにくいです。また、紅葉の季節は「秋の日はつるべ落とし」で、早めに行かないとすぐ暗くなり、冷え込みます。紅葉の時期は、年により違いますが、10月後半です。

アクセス

車(須坂東ICから)

  • ICから国道403号で須坂市内方面に4km走る。
  • 横町中央交差点を右折し、国道406号を菅平方面へ南下
  • 南原町東交差点を左折して県道349号に入る。
  • 米子川づたいに上流へ行き、道が狭いので対向車に十分注意しながら、「米子大瀑布」の看板に従って30分ほど走ると、行き止まりが駐車場(無料)

紅葉の時期の土日祝日は、2011年に、マイカー規制されるようになりました。関谷温泉「湯っ蔵んど」から上記駐車場までシャトルバスで行くことになります。

車(上田菅平ICから)

  • ICから国道144号を菅平高原方面へ
  • 菅平口の分岐で左側に国道406号に入る。
  • スキー場やダボスの丘を左右に見過ごし、さらに北上
  • 右側に、秘湯の高級旅館として人気のある仙仁せに温泉岩の湯を過ぎ、「米子大瀑布」の看板に従って斜め右の道路に入る
  • 看板に従い、道が狭いので対向車に十分注意しながら山道を20分ほど走ると、行き止まりが駐車場

電車

長野電鉄須坂駅からタクシーで約40分

コース案内

コース入り口〜第1休憩場(約10分)

コース入り口と標識
コース入り口

駐車場の左手にトイレがあり、その奥から歩きます。入り口の看板では滝まで800mとなっています。道は、ブナ・白樺・カラマツ・モミジの雑木林の林間コースです。多少岩場の所もありますが、あまり傾斜は急ではないので、歩きやすい運動靴を履いてゆっくり気をつけながら行けば、子供からお年寄りまで歩くことができます。
5分〜10分で「第1休憩場」と書かれた場所に着きます。

第1休憩場〜米子不動尊奥の院(約20分)

川の流れと紅葉
第1休憩場付近の川の流れと紅葉

休憩場と言ってもあまり広いスペースはありません。その付近の橋では、この地域特有の、鉄分や硫黄分を含んで底が赤茶けた川のせせらぎを見ることができます。
ところどころジグザグの道を歩き、第2休憩場・第3休憩場を通って歩きます。第3休憩場で、木々の向こうに不動滝が見えます。さらに歩を進めると、米子不動尊奥の院にたどり着きます。

米子不動尊奥の院〜米子不動滝(5分)

米子不動尊の建物と周囲の紅葉
米子不動尊奥の院

米子不動尊の奥の院は、江戸時代に建てられた建物で、周りの自然にマッチしてなかなかおもむきがあります。
米子不動尊は、千葉県の成田山・新潟県の菅谷と並ぶ「日本三大不動尊」の一つです。はるか昔から「米子のお不動さん」として親しまれており、今でも修験者の修行の場となっていて、夏や6/14・9/14の祭事の日は、信者が訪れ、滝に打たれます。

米子不動滝〜駐車場(約30分)または、〜権現滝〜米子鉱山跡地(〜奇妙滝)〜駐車場(オプショナルコース、約1時間)

岸壁を落ちる2つの滝と紅葉
秋の不動滝(右)と権現滝(左)
(須坂市・北信タクシー株式会社提供)
不動滝の動画(AVI形式1.8MB)

不動滝は、なるほど滝に打たれて修行するのにピッタリの感じです。滝壺がないため、滝の真下まで行くことができ、修行者の気分をちょっぴり味わえます。
帰りは、来た道を戻るか、時間と体力が許せば、米子不動尊から不動滝に行く途中にあった「右不動滝・左権現滝」の標識に従って歩き権現滝を見て、さらに急斜面を下りて橋を2度渡ると、視界が開け、米子鉱山跡地付近に「米子大瀑布標柱」と、さらにその20分ほど先のあずまや(休憩所)にも標柱があります。この2ヶ所の展望ポイントから、崖の反対側に2つの滝が落ちるのを眼前に見られます。
米子鉱山は、8世紀の「続日本記」にも朝廷へ硫黄を献上したという記録があるほどの古い鉱山で、特に、戦時中は火薬の原料の硫黄を採掘するため約1500人が居住していたそうです。今は小学校の跡が残るだけです。
さらに時間がある人は片道15分歩くと、落差60mのもう一つの滝「奇妙滝」があり、滝壺まで行けます。2つ目の標柱の横から急斜面をジグザグに約20分下ると、駐車場から少し登った地点に合流します。

米子大瀑布ハイキングコース地図
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第250号)

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執筆者:松尾

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