美ヶ原高原

高原のレンゲツツジ・牛の放牧・奥は八ヶ岳連峰
レンゲツツジの咲く美ヶ原高原 奥は八ヶ岳
所在地 松本市、上田市、長和町
歩行開始地点(地図)までの所要時間 長野道松本ICから車で約1時間20分
松本バスターミナルからバスで約1時間20分
最高到達地点の標高 2034m(王ヶ頭)
参考になるWebページ http://youkoso.city.matsumoto.nagano.jp/wordpress+index.p+205.htm(松本市)
現地の今日の美ヶ原の映像 http://www.ougatou.jp/utsukushigahara.html(美ヶ原高原 王ヶ頭ホテル提供)


美ヶ原は、広大な高原の景勝地として古くから知られ、日本百名山にも選ばれています。標高2000mの高原台地で、付近に高い山がなく、360度の大パノラマが楽しめます。北・中央・南の3つのアルプス、八ヶ岳、天気が良ければ遠くに富士山も見えます。市街地から離れ、空気が澄んでいるので、天体観測にも最適です。「美ヶ原」という名称は、近年に観光のために付けられたのではなく、江戸時代の初期にすでに「うつくしが原」と呼ばれていたようです。
また、美ヶ原高原は高山植物の宝庫でもあり、特に、6月下旬から7月上旬に咲くレンゲツツジは、左のような、放牧されている牛とセットの写真が有名です。
美ヶ原高原を登るハイキングコースは数多くありますが、ここでは、その中でも代表的な、松本側からの道路の終端の「天狗の露地」駐車場から山頂の王ヶ頭を経由して美しの塔まで歩くコースを取り上げます。
上田・ビーナスライン側からは、「美ヶ原高原ホテル山本小屋」横の駐車場に停め、そこから15分ほど歩くと「美しの塔」なので、下記のコースとは逆に、王ヶ頭まで歩いて登り、引き返すコースになります。

アクセス

  • 長野道松本ICより国道158号線を松本市街方面に進み、「中央1」交差点を左折して道なりに進む。
  • 「浅間橋交差点」を左折し、続いて「洞交差点」を右折して、道なりに進む。
  • 「美鈴湖方面」の標識を右折して、登り坂を進み、美鈴湖から美ヶ原林道に入る。
  • 美ヶ原林道終点のT字路を右折して道なりに進み、終点にある天狗の露地駐車場に駐車

バス

松本駅西口よりアルピコタクシー運行の美ヶ原高原 直行マイクロバス(夏休みは毎日、年により6〜9月の土日祝日運行)で、終点「美ヶ原自然保護センター」(=天狗の露地)下車
または、松本バスターミナルからアルピコバス美ヶ原高原美術館線(8月上中旬のみ運行)で行き「山本小屋」で下車し、徒歩10分の美しの塔からこのコースと逆に歩きます。三城荘前で下車し、王ヶ頭を目指して登山することもできます。

コース案内

天狗の露地〜王ヶ頭おうがとう(20分)


標高2034mにある王ヶ頭ホテルの玄関

天狗の露地駐車場から、王ヶ頭方面の標識に従って歩きはじめます。途中ところどころ小石が多く、足を取られるところもありますが、ほとんどは安心して歩けます。何度か少し急な坂を上ると、テレビ塔が林立する林道に出て、もう少し歩けば人気の高い「王ヶ頭ホテル」の前に出ます。
王ヶ頭は美ヶ原高原の最高地点。ホテルのカフェのデッキなどで、眺望を楽しみながら一息入れましょう。

王ヶ頭〜美しの塔(35分)

美しの塔
美しの塔

王ヶ頭からは、美ヶ原の広い高原台地に向かって、柵で仕切られた道を下っていきます。目の前に広がる美ヶ原高原の広々とした開放感が楽しめることでしょう。左右の柵の外は牧場になっていて、初夏から初秋までは放牧されている牛を間近に見ることができます。
15分ほど下ると、後は平坦な道になります。道端に咲く高山植物も、目を楽しませてくれます(近年は鹿の食害で、毒があって食べられないレンゲツツジ以外はかなり減りました)。まれに許可を受けた美ヶ原高原内の宿のマイクロバスが走ることがあるので、注意してください。
20分ほど平坦な道を歩くと、左手に高さ10mくらいの小さな塔が見えてきます。目的地の美しの塔です。美しの塔は、元々は高原が霧に覆われた時に、鐘で位置を知らせるのと雨宿りなどの避難用に建てられました。記念に鐘を鳴らしてみるのもよいでしょう。塔には、美ヶ原高原に登山した時のことを「登りついて不意に開けた眼前の風景にしばらくは世界の天井が抜けたかと思う・・」と表現した尾崎喜八の名文が刻まれています。

冬は...


冬の王ヶ鼻からの眺望

12月から4月下旬まで、美ヶ原林道もビーナスラインも冬季通行止めとなり、交通手段がなくなります。
美ヶ原に登るには、王ヶ頭ホテルに宿泊して、雪上車による送迎を利用するか、扉温泉近くの三城さんじろ地区からアイゼンやスノーシューなどを持参して2時間ほど歩いて行くこともできます。

美ヶ原高原ハイキングコース地図
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第250号)

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執筆者:高木

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