栂池自然園つがいけしぜんえん


ミズバショウ湿原と白馬連峰
所在地 小谷村おたりむら
歩行開始地点(地図)までの所要時間 長野道安曇野IC(旧豊科IC)から約70分または上信越道長野ICから約60分(どちらも「オリンピック道路」経由)+ゴンドラとロープウェイ40分
白馬駅からバスで25分または長野駅からバスで90分+ゴンドラとロープウェイ
最高到達地点の標高 2020m(展望台)
参考になるWebページ http://www.vill.otari.nagano.jp/kanko/(小谷村)
現地ライブカメラ http://www.vill.otari.nagano.jp/live_cam/livecamera.html

栂池自然園は、尾瀬に似た、ミズバショウなどの高山植物の咲く高層湿原を歩けるコースで、森林セラピー基地にも認定されています。白馬連峰の景観が素晴らしく、一番奥に行くと大雪渓も眼前に見えます。紅葉の名所でもあります。
スキー用のゴンドラリフト「イブ」と、1994年に栂池自然園用に作られたロープウェイを乗り継いで行けます。整備されている分、入場料金とアクセスの料金は少々高くつきますが、登山家でなくても登山の気分を味わえ、大自然を満喫できるコースです。ただし、6〜7月まで雪が残り、ところどころ雪の上やぬかるみを歩くことになるので、靴に水が染み込まないよう、また、滑らないよう注意が必要です。

アクセス

車(長野道安曇野ICから)

  • 八方尾根と同様に、安曇野アートラインから国道148号を走る
  • 「岩岳入口」交差点を左折して県道433号千国ちくに街道(旧街道「塩の道」)へ
  • ゴンドラ手前の大駐車場(有料)に駐車
  • ゴンドラとロープウェイを乗り継ぐ

車(上信越道長野ICから)

  • 長野ICから白馬長野オリンピック道路県道31号を白馬方面に行き、岩岳を経由して千国街道「塩の道」へ
  • ゴンドラ手前の大駐車場(有料)に駐車
  • ゴンドラとロープウェイを乗り継ぐ

※ロープウェイの降り口まで道路もありますが、環境保全のため、一般車は通行禁止です。

バス

白馬駅からの路線バス、または、長野駅から白馬直通シャトルバスに乗って「栂池高原」で下車、上記の車の場合と同様にゴンドラとロープウェイを乗り継ぎます。

※ゴンドラとロープウェイ計大人往復\3000+入園料300円のセット割引券が道の駅やホテルなどで売っています。

コース案内

ロープウェイ降り場〜栂池自然園コース入口〜水ばしょう湿原〜ワタスゲ湿原〜川原(40分)

水ばしょう湿原入口
トレッキングコース入口

ロープウェイを下りて数分歩くと、趣のある建物が見えて来ます。宿泊もできる山小屋の栂池ヒュッテと、食堂・売店・休憩所のある栂池山荘です。その奥が栂池自然園の入り口となっているビジターセンターで、ここで入園券が必要です。ビジターセンターを過ぎると旧栂池ヒュッテの建物があり、今は記念館となっていて、興味深い展示品や写真があるので帰りにでも立ち寄りましょう。
いよいよ栂池自然園コースの入口で、2つに分岐していますが、ミズバショウが見られる5月末〜6月なら、行きは右のコースがいいでしょう。木道は、有料なだけあってよく整備されており、バリアフリーで、水ばしょう湿原は車いすでも見て周れます。水ばしょう湿原を過ぎて2つのコースが合流し、やがてまた2つに分かれます。行きは左のコースを行きましょう。少し登りになり、夏〜秋は左側に真夏でも冷たい風が吹き出す「風穴」が見られ、その後、ワタスゲ湿原に入ります。ワタスゲの可憐な白い花が見られるのは7〜8月中旬です。
湿原を過ぎるとまたコースが合流し、少し行くと登りになって、川を渡ります。渡った後で川原に下りられます。

川原〜浮島湿原〜展望台(50分)


ワタスゲ湿原の歩道

川原で、雪解け水に手をつけて冷たさを体感しましょう。ここからしばらくは、林の中の狭い道を登ります。15分ほど歩くと左手にちょうどよい休憩場所があります。
さらに歩を進めると、大きな案内板があり、道が3本に分かれています。一番左のコースを取ると、「浮島」のある池や、7月下旬〜8月中旬ならニッコウキスゲの花が見られます。
湿原を過ぎると登りがきつくなります。ほどなく尾根にたどり着き、視界が開け、白馬の大雪渓が正面に見えて感動的です。狭い「ヤセ尾根」を歩くと、ほどなく、広い「展望台」があります。

展望台〜展望湿原〜コース入口(1時間30分)


展望台から見る白馬大雪渓(中央奥)

展望台からの眺望も素晴らしいです。さらに歩くと、「展望湿原」があり、そのまま道なりに行くと、時計周りに周回して帰路となります。
途中、水場の「銀命水」があります。ところどころ、右側に森林と白馬連峰、左側に栂池自然園の湿原全体を見下ろせる場所があります。林の中の狭い一本道を下り、ワタスゲ湿原、水ばしょう湿原を通ってコース入口に戻ります。行き来た道でなく、ワタスゲ湿原は左側、水ばしょう湿原では右側のコースを取りましょう。

栂池山荘〜天狗原・白馬大池登山(オプショナルコース、往復6〜7時間)


白馬大池

整備された有料の自然園では飽き足りない方は、栂池山荘とビジターセンターの間を右へ曲がると、天狗原・白馬乗鞍岳山頂・白馬大池まで登山できます。

栂池自然園トレッキングコース地図
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第250号)

近郊のおすすめスポット

ゴンドラ乗り場のすぐ下に、栂池温泉の「栂の湯」、少しくだったところに「元湯栂の森荘」があります。

塩の道の旧道や国道148号を北上すると、百名山で人気のある雨飾山があり、その登山道入り口に素晴らしい露天風呂のある小谷温泉があります。塩の道沿いにある牛方宿うしかたやどや小谷村郷土館も一見の価値があります。毎年5/3には「塩の道祭り」が行われます。
国道148号沿いには、奉納温泉島温泉姫川温泉などの温泉も点在しています。

南の白馬村のスポットは、八方尾根トレッキングコースのページをご覧ください。


執筆者:松尾('07年6月23日)

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