戸隠(小鳥ヶ池〜鏡池〜奥社の杉並木)

美しい小鳥ヶ池の水面その向こうにみえる戸隠連峰の山容
小鳥ヶ池と奥に見える戸隠連峰
所在地 長野市
歩行開始地点(地図)までの所要時間 上信越道長野ICから車約1時間または上信越道信濃町ICから車約30分
長野駅からバス1時間
最高到達地点の標高 約1200m(鏡池)
参考になるWebページ http://www.tabinet-jp.com/trek/07kita_togakusi.html(たびネット信州)
http://togakushi-21.jp/(戸隠観光協会)
現地ライブカメラ http://www.togakusi.com/camp/

戸隠は、長野市の西に位置し、戸隠連峰の山々の中国の墨絵のような独特な山容で、古代から霊峰として崇められて来ました。戸隠と言えば、神社と蕎麦が有名ですが、野鳥の楽園としても名高く、森林を初めとする豊かな自然が残り、神社や忍者屋敷を見て蕎麦を食べて帰るだけでは惜しい所です。
ハイキングにはいろいろなコースがありますが、ここでは、観光・参拝の一番の拠点として便利な中社ちゅうしゃをスタートし、美しい2つの池を巡り、これまた有名な奥社の杉並木まで歩くベストコースをご紹介します。
なお、戸隠連峰への登山は、標高2,000m前後の山にもかかわらず、登山道の途中に幅わずか50cmの「蟻の戸渡り」「剣の刃渡り」と呼ばれる箇所があり、その山容の通り、難度が高いです。
戸隠神社は日本でも有数のパワースポットとされていて、特に、奥社の杉並木は、2010年に吉永小百合さんが杉のうろ(空洞)の中に入ったJRのCMからパワースポットブームに火が付き、紅葉の時期や連休などのピークシーズンは混雑します。

アクセス

車(長野ICから)

  • 長野ICから千曲川を渡り、県道35号からを川中島古戦場方面に
  • そのまま国道117号に入って北進し、県庁を過ぎ、信州大学前交差点を右折
  • 300m行き、若松町交差点を左折し
  • 横沢町交差点を左折して、半トンネルの中で7回急カーブがある急登「七曲り」を注意しながら登り、以前有料だった戸隠バードラインを走る。
  • 標識に従い道なりに行き、そば屋・宿坊が立ち並ぶ場所を過ぎて戸隠神社中社の大鳥居を通過し、その上の無料駐車場に駐車

車(信濃町ICから)

  • 上信越道信濃町ICを出て国道18号を走り、柏原小学校入り口交差点を右折して県道36号(信濃信州新線)を走る。
  • 標識に従い道なりに行き、戸隠神社中社上の無料駐車場に駐車

※2009年から、紅葉の時期(2009年は10/3〜25)の土日祝日の8:30〜16:00は、戸隠スキー場〜鏡池駐車場間の車道はマイカーは中社側からは進入禁止になり、シャトルバスで移動するようになりました。このアクセス方法の中社上までの道は問題なく通れます。

バス

長野駅から川中島バス戸隠キャンプ場方面行き1時間 中社宮前下車

コース案内

遊歩道入り口〜小鳥ヶ池(約10分)

車道と喫茶店の看板、その右に草の生えた歩道
車道と右側の遊歩道

大鳥居のある中社を見物・参拝し、道路の反対側に遊歩道の入り口から歩きます。標識がなくてわかりにくいのですが、中社のバス停の横の松の大木の左、観光会館とその駐車場入り口との間に、何軒かの旅館や喫茶店「ランプ」に通じる道があり、その右上の草の生えた道をまっすぐ行くとやがて遊歩道になります。
右手にいくつかの墓標があり、やがて、右側にせせらぎの流れる素晴らしい道になります。数分歩くと、標識に従って右に曲がるとすぐに小鳥ヶ池に出ます。

小鳥ヶ池〜鏡池(約40分)

右側にせせらぎが流れる林の中の散歩道
小鳥ヶ池手前のせせらぎの流れる
散歩道

小鳥ヶ池は、その名の通り素晴らしい池です。神社・蕎麦屋や、より有名な鏡池だけを見る人が多いため、訪れる人が少なくてひっそりとしており、それがまた素晴らしいです。中社からすぐなので、必ず訪れることをおすすめします。右側の白樺の下には木のベンチもあります。
元の道か池の周りを半周して、遊歩道に戻り、さらに歩を進めます。やがて登りになり、途中、左に硯石という岩があり、「鬼女紅葉くれは」の家来で怪力の女傑「おまん」の物語が書かれています。さらに進むと鏡池の駐車場に出ます。下って車道を渡ると右手に鏡池があります。

鏡池〜戸隠神社奥社の杉並木(約30分)

鏡池の水面とその奥に見える戸隠連峰の山容
鏡池と戸隠連峰

鏡池も素晴らしい池で、水面に映る戸隠連峰を撮影する写真愛好家の姿がしばしば見られます。
なお、時間のない方は、小鳥ヶ池から中社に引き返し、車で鏡池に来ることも可能です。
鏡池を、その手前の芝生か、道の反対側に見えるロッジ風の建物の「どんぐりハウス」から見ながら休憩したら、向かって右側にある遊歩道の入り口から再び歩き出します。車椅子やベビーカーでも巡れるバリアフリー歩道を設置する森林植物園の道なので、ぬかるみやすい所には木が埋めこんであったり、木道になっていたりして、とても歩きやすくなっています。森林植物園は、1周2時間ほどかかる広大な無料の自然園で、バードウォッチングや5月のミズバショウで有名です。
森林植物園の奥の道をまっすぐ横切ると、戸隠神社奥社の参道途中の随神門という仁王門に出ます。屋根の上がいっぱい草と苔でいっぱいの随神門も見ものですが、門をくぐると、有名な杉並木です。

杉並木〜奥社入り口(約20分)

参道の両側の巨木の杉並木と観光客
戸隠神社奥社の杉並木

両側に並ぶ戸隠奥社の杉並木は、樹齢400年の巨木で、その高さと幹の太さに圧倒されます。
奥社に参拝する場合は、さらに10分ほど歩いて登ります。引き返してまっすぐな参道を両側の木々を見ながら下ると、奥社の入り口に着きます。途中、吉永小百合さんが入った杉のうろがありますが、今は人が入ることはできません。
ここからは、バスで戻る・車道を渡り駐車場の右手奥の「信濃路自然歩道」入り口からさらに20〜30分歩いて戻る・森林植物園を散策し、途中車道を歩いて30〜40分かけて戻る、という3つの選択肢があります。5月の水芭蕉が咲きカラマツやブナの芽吹く時期か、3種類のホタルが見られる初夏なら、森林植物園の散策コースが良いでしょう。
戸隠 小鳥ヶ池〜鏡池〜奥社の杉並木 ハイキングコース地図
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第250号)

冬は...

雪が数十cm積もっていることが多いですが、戸隠奥社への杉並木は、圧雪されていて、靴で入れます。できれば長靴で行く方がいいでしょう。
鏡池などには、スノーシューやクロスカントリースキーで行くことができます。

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執筆者:松尾

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