新穂高ロープウェイ〜西穂山荘

槍ヶ岳と穂高連峰の岸壁
道中での槍ヶ岳と穂高連峰の眺望
所在地 岐阜県高山市(信州ではなく,岐阜県から長野県との境界までのコースですが,人気があるので掲載します)
歩行開始地点地図)までの所要時間 長野道松本ICまたは東海北陸道経由中部縦貫道高山西ICから車で約90分
松本駅からバス120分・高山駅からバス約90分
最高到達地点の標高 2452m(丸山)
参考になるWebページ http://www.nishiho.com/tozan.htm(西穂山荘)
http://www.okuhi.jp/Rop/FRTop.html(新穂高ロープウェイ)
現地ライブカメラ http://www.hrr.mlit.go.jp/jintsu/

東洋一のスケールの新穂高ロープウェイに乗り、千石平2156mまで一気に登ると、普通は登山家しか見ることのできない北アルプス槍ヶ岳・穂高岳・焼岳・笠ヶ岳の雄大な山々を間近に見ることができます。そこから1時間半の軽登山で西穂山荘まで行くと上高地を上から見下ろせます。
難点は、夏などの視界が悪い日は雲の中で何も見えないことと、ロープウェイはバスツアーの団体客が利用するため夏休みや紅葉のシーズンは混雑し、特に、午後の下りは1〜2時間並んで待つことがあります。事前に電話で聞くなどして混む時期を避けるか、早朝に登って昼ごろには下山するのが良いでしょう。

アクセス

車(長野道松本ICから)

  • 国道158号を上高地方面に進み、道なりにずっと進む。途中、トンネル内で分岐するが、右方向へ(道なり)
  • 上高地へのバス・タクシー乗り場の沢渡を過ぎ、谷底から上がる温泉の蒸気を左に見て、中の湯交差点で左折(直進が上高地)、すぐ安房トンネル(有料)に入り、出口から国道471号に入る。
  • 熊のショーをする「熊牧場」を右手に、福地温泉を左手に見ながら走り、赤い橋を越えてすぐの栃尾交差点の突き当たりを右折
  • 直進してそのまま新穂高温泉に行き、駐車場に停めて第1ロープウェイから第2ロープウェイに乗り継いでも良いが、
  • 途中右折して第2ロープウェイ乗り場の鍋平駐車場(奥から順にA,B,C,..となっている)まで行くのが時間とロープウェイ代を多少節約できる。

車(中部縦貫道高山西ICから)

  • 国道158号を上記と逆に松本方面に進み、
  • 飛騨大鍾乳洞入り口を過ぎ、平湯トンネルを越えて「平湯IC口」交差点を左折して国道471号に入る。
  • 後は上記「車(長野道安曇野ICから)」と同様

バス

松本駅からアルピコバス・高山駅からは濃飛バスで、新穂高温泉バスターミナルまで120分・90分。下車後第1ロープウェイに乗る。

コース案内

新穂高ロープウェイ(第2ロープウェイは往復大人2700円・片道7分)

雲と雪に覆われた笠ヶ岳山頂
ロープウェイ後方の晩秋の笠ヶ岳

全長3.2kmで、東洋一、世界第2位のスケールのロープウェイで、後ろに笠ヶ岳の圧倒的な岸壁、右前方に槍ヶ岳・穂高連峰、左前方に上高地の大正池を作った活火山の焼岳が見えます。
日本初の2階建てゴンドラで、1階も2階も眺めは変わりませんが、早めに乗って前か後ろの窓際の座席の所から見るのがおすすめです。並んでいる先頭から50人が2階、その後が1階に70人案内されるので、60番目ぐらいに並ぶと1階の窓際に陣取れます。ロープウェイの運行は30分に一度ですが、混んでいると臨時便が出ます。冬期も運行しており、冬山登山のトレーニングとして人気があります。'03年まではスキー場もありましたが廃業しました。
第2ロープウェイ乗り場周辺の鍋平高原(しらかば平)周辺は、白樺が多く、散策路もありますが、熊が出たという情報があると閉鎖になります。

新穂高ロープウェイ降り口〜屋上展望台〜登山届出所(約20分)

登山道の入り口の標識
登山道入り口

ロープウェイを降りると、まず屋上の展望台に登りましょう。視界が良ければ、360度のパノラマで、槍ヶ岳・西穂高岳・奥穂高岳はもちろん、遠く白山も見えます。
下に降りて外に出ると、「千石園地」と呼ばれるロックガーデンが作られていますが、そこを通り抜け登山道に入ります。ハイヒールのような靴や観光だけのつもりで来る方が登山道に入らないように、警告があちこちに書いてありますが、登山道自体はそれほど困難な道ではなく、悪天候や冬期でなければ、ハイキング用の靴・装備・経験があれば誰でも歩けます。途中、視界が開けた所から見る穂高連峰は、コンクリートの展望台から見るのとはやはり違う感動があります。やがて、登山届出所の立派な小屋に着きます。

登山届出所〜西穂山荘(約1時間半)〜丸山(約10分)

登山道と脇のシラビソの大木
シラビソ林の登山道

登山届出所右の登山道を進みます。シラビソの木が多い林間コースです。やがて左に朽ちた古い小屋があり、その手前は視界が開けて槍ヶ岳〜西穂高岳が見えます。このあたりまでは道も整備されており、傾斜も緩やかで、雨天や道に雪があるような悪コンディションでなければ、運動靴の小学生でも歩けます。西穂山荘まで行く準備のない人はこのあたりまで来て引き返しても良いでしょう。
徐々に傾斜が急になり、人により1時間〜2時間で西穂山荘の山小屋のある稜線に出ます。視界が良ければ、上高地の大正池などを見下ろせます。上高地に約2時間で下る道もありますが、かなり急傾斜です。
ここで引き返す人も多いですが、西穂高岳山頂方面に丸山までわずか10分登れば、360度のパノラマを堪能できます。

丸山〜新穂高ロープウェイ下り口(約1時間)

穂高岳の稜線
丸山から見た穂高連峰の稜線
デジタル楽しみ村提供)

本格的な登山をする人は、丸山からさらに独標・西穂高岳山頂まで、約1時間半+約2時間登ることが多いです。また、西穂山荘から3時間半で上高地に下りることも可能ですが、標高差が900mの急な下りなので、注意が必要です。
丸山からの帰りは、元来た道を忠実にたどり、1時間ほどでロープウェイ山頂駅に戻れます。

新穂高ロープウェイ〜西穂山荘トレッキングコース地図
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第250号)

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執筆者:松尾

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