
| 所在地 | 富士見町・伊那市 |
|---|---|
| 歩行開始地点(地図)までの所要時間 | 中央道諏訪南ICから約50分 富士見駅よりタクシー45分・'07年は6〜7月のシーズン時のみ運行のバスで50分 |
| 最高到達地点の標高 | 1955m(入笠山山頂) |
| 参考になるWebページ | http://www.town.fujimi.nagano.jp/page/hana-course.html(富士見町役場 観光ページ 入笠山花百科散策コース) http://www.webnagano.jp/nyuukasayama.htm(信州山遊びねっと) |
「スズラン山」とも呼ばれる入笠湿原一帯は、80万株のスズランの群生が有名ですが、その他にもさまざまな高山植物が見られます。一方、入笠山は、子供でも30分ほどで登れ、山頂は、視界が良ければ360度のパノラマが見事です。
関東地方や中央道からのアクセスも良く、家族向きです。また、「蝶の入笠」と呼ばれ、多くの種類の蝶が生息していることでも有名です。スズランや、他にも見所いっぱいの入笠高原は、おすすめのハイキングコースです。
入笠山というユニークな名前の由来は、山の形が冬に保存用に積み重ねて置かれる稲わらの束(ニョウ)の形に酷似しているからという説が最も有力ですが、他にも、編み笠に似ているからという説や、雨が多い場所なので「笠を持って入る」ところからという説もあります。
別の方法として、山道を途中で右折し、「富士見パノラマ(スキー場)」駐車場からゴンドラリフト(片道1000円)に乗ってゴンドラ山頂駅まで登り、下のコース案内と逆に、入笠湿原を上から下りて入笠山登山口に歩くことも可能です。
※6月中旬〜7月初旬の数日間は、マイカー規制のため、「富士見パノラマ」駐車場からゴンドラリフトなどを利用します。
※西側の伊那や高遠からは、国道152号を北上し、杖付峠を右折して登って来ることができます。
富士見駅から諏訪バス入笠山行き(6月中旬〜7月上旬のみ運行。1日2便)で終点「入笠山」下車(※途中の「入笠山登山口」ではありません)

駐車場の奥から登り始めます。道は整備されていますが、勾配は最初はけっこう急なので、注意して、適宜休憩しながら登りましょう。所々高山植物が咲いています。15分ほど登ると、途中岩場のある「一般コース」と岩場を避ける「岩場迂回コース」に分岐します。どちらもカラマツ林になっていて、林を抜けると、山頂まですぐです。

山頂は地面は小石で、木々はないので、天候次第で、八ヶ岳・南アルプス・富士山・諏訪湖・御岳山・乗鞍岳・美ヶ原・霧ヶ峰が見える360度の大パノラマです。
下りは、同じ道を戻って入笠山登山口から右に20分ほど歩いても行けますが、別ルートとして、「岩場迂回コース」の方に行き、そのまま真直ぐ行く裏登山道が眺望も良くおすすめです。途中「首切清水」という何とも物騒な名前の湧き水があります。裏登山道を下り終わり、舗装道路手前で散策道を右に、15分ほど歩くと入笠湿原です。
山頂から入笠山の反対斜面を下り、仏平峠から車道を下ると入笠湿原より広い花畑、大河原湿原があります。

湿原の上の道路わきなどに、「ズミ(コナシ)」と言う名の木があり、スズランの咲くのと同じ時期に白い五弁の花をつけます。ズミも入笠高原の代表的な木です。
山荘「山彦荘」のある入笠湿原の入り口から右に木道を下り、キャンプ場と水道を過ぎると、右側に、元スキー場だった斜面にスズランの群生地があります。6月10日頃〜6月末頃なら、スズランが可憐な小さい白い花を付けていて、キンポウゲの黄色・クリンソウの赤色・白樺などの新緑ともマッチして目を楽しませてくれます。
木道を自由に周回し、元の道を戻って「マナスル山荘」入笠山登山口に戻ります。
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| この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第250号) |

名前通り鈴のような花を付けますが、蘭ではなくユリ科の植物です。日本原産のスズランとヨーロッパ原産のドイツスズランの2種類があり、入笠湿原のスズランは日本のスズランです。日本のスズランは、山地や高原の草地に生え、普通に平地の花壇で見かけるドイツスズランより花は小さく花茎も低いですが、その分可愛らしく見えます。
以前は入笠キャンプ場がありましたが、なくなりました。

ヒュッテ ロアジ
宿泊と簡単な朝食のみのB&Bシステムで、近くの温泉入浴券付きで2000円台の破格値で泊まれる時があります。夕食は近くの好きなお店に行き、温泉に寄って来て、シンプルに安く泊まりたい方にお薦め。建物は赤レンガの洋館。

ペンション ジョバンニの小屋
諏訪南ICから入笠山とは逆に10kmほど走ると原村のペンション街です。「ジョバンニの小屋」は、その一画にある本格的なログハウスのペンションです。宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の主人公にちなんだ名前で、木の香りと宮沢賢治の本と、周囲の自然環境の中でメルヘンチックな時間が過ごせます。

高遠さくらホテル
西側の杖付峠から国道152号に下りて南に走ると桜で有名な高遠です。温泉の露天風呂につかれる「さくらホテル」は、桜のシーズンでなければあまり混雑せずのんびり過ごせます。
執筆者:松尾
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