皆神山みなかみやま・松代大本営象山地下壕ぞうざんちかごう

風変わりなお椀型の皆神山の山容
風変わりな皆神山の山容
所在地 長野市
歩行開始地点(地図)までの所要時間 上信越道長野ICから車5分+無料レンタサイクル約15分
長野駅からバス30分+無料レンタサイクル約15分
最高到達地点の標高 659m(皆神山)
参考になるWebページ 皆神山:http://www.webnagano.jp/minakamiyama.htm(信州山遊びねっと)
象山地下壕:http://www.matsushiro.org/(「もうひとつの歴史館・松代」建設実行委員会)
http://www.nagano-cvb.or.jp/nagano/sightseeing/116/02_03_01b_index.html(ながの観光コンベンションビューロー)
現地付近のライブカメラ http://nagano-city.com/

長野市南部の松代は、真田十万石の城下町で、美しい武家屋敷や遊歩道があり、その歴史資産を地元の方が案内しながら共に生涯学習するボランティア組織エコール・ド・まつしろ事業を行うユニークな地区です。
そしてまた、松代にある里山「皆神山」もユニークです。人工的に土盛りされたような溶岩ドームの山容、不可思議な松代群発地震の震源地、「皆神」という山の名前も手伝ってか、皆神山は太古に作られた世界最大のピラミッドという説が起こり、書籍も出版され、今も一部で信仰されています。頂上まで車で登れますが、好奇心を胸にハイキングするにも良い山です。南側の車道になっている参道・北西の登山道のどちらを歩いて登っても、1時間以内で登頂可能です。
皆神山と他の2つの松代の里山は、戦争末期に本土決戦に備えて東京から政府・軍・皇居を「疎開」させるため、10kmもの地下壕を掘った所としても有名です。地下壕なので、ハイキングとは言えませんが、大戦や朝鮮半島からの強制連行の歴史を、歩きながら目の当たりにできる貴重な負の遺産として紹介します。

アクセス

  • 長野ICから国道403号を西に進み消防署を過ぎた交差点をそのまま直進
  • 松代城の北か南の無料駐車場に止め、松代城を歩いて松代駅でやはり無料のレンタサイクルを借りるのがベスト(駐車スペースは、皆神山登山口には少ししかありません)
  • レンタサイクルで、電信発祥の地の鐘楼などに立ち寄りながら、松代高校の横の道を皆神山を目指して走り、「ピラミッド参道」の看板で右折して田んぼの中を進む。

バス

長野駅からアルピコ交通川中島バス「古戦場経由松代行」または「金井山線」で、「松代駅」下車。松代駅からはレンタサイクルで上記同様

コース案内

参道入り口〜山頂(約30分)

皆神山参道への標識
参道への標識

車がやっと通行できる細い山道を登ります。車道ですが車の通りはあまりありません。中腹に、天照大神を祭る岩戸神社の石室があります。「皆神山ピラミッドの入り口ではないか」と書かれている看板があり、石室は確かにそれっぽくかなり暗いですが、中まで入れます。さらに歩くと道が広くなり、ほどなく、見晴らしの良い頂上付近に着きます。頂上にも「皆神神社」と言う立派な神社があり、ここには、全国的にも珍しい低い標高でのクロサンショウウオの産卵池があります。

山頂〜参道入り口(約20分)〜象山地下壕入り口(自転車約10分)

「世界最大最古のピラミッド」の石碑
「世界最大最古のピラミッド」石碑の立つ
皆神山山頂付近

神社横の駐車場にある看板には皆神山ピラミッド説の内容が事細かに書かれています。読むと、旧石器時代に神々が宇宙空間への航行基地として「重力制御技法」で皆神山ピラミッドを作ったと言う、「火の鳥」などのマンガを思わせるスケールの大きい内容です。
皆神山の山頂は、神社の右奥の「世界最大最古のピラミッド」石碑の向こう、何とゴルフ場の中にあります。ゴルフ中でなくてもグリーンにはゴルフシューズを履かずに入らない方が良いでしょう。あれこれ驚かされることの多い山です。
皆神山を下り、自転車で松代高校の横を通って西側の山を目指してこぎ、象山地下壕の入り口に移動します。皆神山の歩いて来た登山道の東側にも地下壕がありますが、落盤が激しいため立ち入り禁止です。また、舞鶴山にもあり、気象庁の地震観測室になっており、天皇御座所などを少し見ることができます。象山地下壕に車で移動する場合は、'07年に市営の駐車場ができたのでそこに駐車するか、松代城の駐車場に止めて「水辺の遊歩道」などを15分歩くのもいいものです。

象山地下壕見学(約30分)

象山地下壕入り口付近
象山地下壕入り口付近

象山の大本営跡は、総延長6km弱のうち500mが一般公開されていて、時間内なら誰でも無料で自由に入れます。地下壕を掘る、過酷で何人もが亡くなった危険な労働は、勤労動員された日本人と推定7千人もの朝鮮半島から強制連行された人々により行われました。薄暗い中、用意されているヘルメットをかぶり、できれば懐中電灯か登山用のライトを持参して歩きます。想像以上に怖い所で、当時はるか外国から連れて来られて粗末なコーリャンの食事で空腹に耐えながら昼夜働かされた方々の壮絶な苦労が少しは実感できます。
入り口の右隣にある「もうひとつの歴史館・松代」は、市民グループの運動と募金によりできた施設で、松代大本営とその近くにあった「慰安婦」が性的労働を強いられた「慰安所」についての展示があります。土日や観光シーズンのみ開館しています。


皆神山登山と松代大本営象山地下壕の見学コース地図
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第250号)

松代で開かれるイベント

スタッフおすすめの宿

信州松代ロイヤルホテル
長野ICからすぐの便利な場所にある大きな温泉ホテルです。歴史の街、見どころの多い松代にあり、外国人にも人気があります。

長野市街地のおすすめの宿は、善光寺花回廊のページをご覧ください。

近郊のおすすめスポット

古い建物のある水辺の遊歩道
「水辺の遊歩道」




執筆者:松尾

近くの宿

宿を検索中...
←前のコースへ 次のコースへ→
北信のトップへ