常念岳


松本から見た常念岳
所在地 安曇野市と松本市の境界
歩行開始地点の安曇野市一の沢(地図)までの所要時間 長野道安曇野ICから車で約1時間
穂高駅からタクシーで約45分
最高到達地点の標高 2857m
現地ライブカメラ http://www.city.azumino.nagano.jp/camera/camera5.html

常念岳は、松本・安曇野地域からよく見えるピラミッド型の整った山容で、地元では親しみを込めて「常念」と呼ばれます。
全国的には知らない方も多いですが、北アルプス山系の百名山であり、早朝に登り始めれば日帰り登山も可能な山として人気があります。
難易度や危険度もそれほど高くないですが、山容の通り、富士登山のようにアップダウンがないひたすら長い登りなので、スタミナが必要です。

常念岳単独の登山ルートは、安曇野の「一ノ沢」登山口から登るのが一般的です。蝶ヶ岳への登山口でもある「三股」から「前常念岳」経由で登るコースもありますが、難易度が高いです。

アクセス

お盆や秋の連休などの混雑期は、駐車場が混雑するため、手前の駐車場に停める必要があるかもしれません。

電車・タクシー

JR大糸線穂高駅からタクシー(約45分で料金約5000円。帰りは要予約)

コース案内

一の沢登山口〜山の神〜胸突き八丁開始(3時間)


一の沢登山口

登山口には山岳指導所があります。登山者カードを出して、トイレをすませておきましょう。登り始めるとすぐに、山の神の鳥居があります。

「一の沢」という名前通り、登山道は、沢沿いにあり、水の音がし、樹木も多くて気持ちがいいです。水場のある「王滝ベンチ」や、何度か橋を渡ります。
傾斜は、最初の内はなだらかですが、徐々に厳しくなります。木の階段を過ぎ、視界が開けると、「胸突き八丁」と呼ばれる、常念登山道で一番厳しいルートが始まります。

胸突き八丁〜常念乗越(1時間)


常念乗越から望む槍・穂高連峰

言葉通りキツイ「胸突き八丁」をゆっくりとジグザグに登ります。
途中いくつかあるベンチや標識に、休息と勇気をもらいながらがんばりましょう。ここから上は、雪が7月頃まで残り、10月には冠雪することもあるので注意して下さい。

最後に右にカーブする登山道を登り切って稜線の「常念乗越のっこし」に出ると、眼前に槍ヶ岳とその左に穂高連峰がバ〜ンと現われます。この地点の感動が、常念登山の一番の醍醐味です。

常念乗越〜常念岳山頂(1時間半)〜一の沢登山口へ下山(4時間)


登山道の後に見える横通岳・大天井岳

常念乗越の奥へ少し下ると山小屋の「常念小屋」があるので、小屋の脇にリュックを置かせてもらい、必要なものだけを身につけて、左側に見える常念の山頂を目指します。常念岳登山は、ここからが思ったよりハードです。常念乗越までの行程で体力や時間を消耗し尽くした場合は、登るのをあきらめて引き返すのも賢明な策かもしれません。
途中で振り返ると、横通岳よこどおしだけとその奥に大天井岳おてんしょうだけの絶景が望めます。
岩場をまたジグザグに登り、三股や前常念岳からのルートとの合流をやり過ごすと、いよいよ常念岳山頂です。

山頂からは360度のパノラマが望めます。好天なら、北穂・前穂・奥穂・涸沢・白馬・立山・剣岳など北アルプスの山々と、遠くに、妙高、浅間山、御岳山、中央・南アルプスなど長野県じゅうの山の他、白山、富士山まで見えます。

下山は同じコースをたどりますが、胸突き八丁までの急な斜面は事故や負傷をしやすいので、十分注意します。

常念岳登山コース地図
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第250号)

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執筆者:松尾(2010年10月11日登山)

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