赤沢自然休養林

ヒノキ
赤沢自然休養林のヒノキ
所在地 上松町
歩行開始地点(地図)までの所要時間 中央道中津川ICから車90分または長野道塩尻ICから車90分
中央西線線上松駅からバスまたはタクシー30分
最高到達地点の標高 1182m(見晴台)
参考になるWebページ http://www.town.agematsu.nagano.jp/kankou/akasawa/akasawa.html(上松町観光協会)
http://www.nagano-tabi.net/sc/treckking/t25.html(さわやか信州旅ネット)
http://www.fo-society.jp/quarter/chubu/agematsu.html(森林セラピー総合サイト)


木曽の上松町にある赤沢自然休養林は日本の森林浴発祥の地で、樹齢300年を越える美しい木曽ヒノキの森が広がっています。散策路も整備され、心地よい森林浴を楽しむことができます。赤沢自然休養林の木々は、伊勢神宮の遷宮の際の御神木にするために、江戸時代から大切に守られてきました。
休養林の園内には1975年まで実際に運行されていた日本最後の森林鉄道、木曽森林鉄道王滝線の一部区間を保存運行した赤沢森林鉄道が運行されており、森林の中を縫って走るトロッコ列車の旅が楽しめます。

赤沢自然休養林は、'06年に最初に認定を受けた全国10ヶ所の森林セラピー基地の一つです。
「森林療法」の研究も行われ、コース入口の森林交流センターで、週1回、医師「森のお医者さん」による健康相談が無料で受けられます。

園内の散策路はいくつかのコースに分かれていますが、ここではその中から「向山コース」を取り上げます。

アクセス

車(名古屋方面から)

  • 中央道中津川ICから国道19号を木曽・長野県方面へ。約1時間道なりに進む。
  • 寝覚の床付近で左斜め方向へ分岐。1.5kmほど道なり
  • 「本町」交差点を左手前に折れ、8.5kmほど道なり
  • T字路を左折して赤沢沿いに約5km進むと赤沢自然休養林の駐車場

車(長野方面から)

  • 長野道塩尻ICから国道20号を塩尻市街方面へ。そのまま直進して国道19号に入り、木曽へ約1時間道なりに進む。
  • 上松町付近、中央本線の上を越えてから1.5kmほど進む。
  • 寝覚の床の手前で赤沢自然休養林への標識に従い左に分岐
  • 「十王橋」交差点を右折し、ループ橋を越えて道なり
  • 「小川橋西詰」交差点を右折し、8kmほど道なり
  • T字路を左折して赤沢沿いに約5km進むと赤沢自然休養林の駐車場

タクシー・バス

中央西線上松駅からおんたけ交通バス、またはタクシー

コース案内

駐車場〜見晴台(約20分)

ヒノキ林の中の散策路
ヒノキ林の中の散策路

駐車場の入口寄り、森林交流センターの向かいにかかる赤沢橋を渡ると、向山コースの入口があります。そのまままっすぐ進み、登り坂に入ります。すぐに木材チップの敷かれた道となり、ヒノキ林の間を快適に歩くことができます。ところどころにある森林についての解説を読みながら、フィトンチッドあふれる森林浴を楽しみましょう。
木材チップの道が終わり、少し急な登り坂を登り切ると、見晴台に出ます。天気が良ければ、見晴台からは乗鞍岳を、見晴台手前のベンチからは木曽駒ヶ岳を望むことができます。

見晴台〜平沢橋〜駐車場(約40分)

中立沢にかかる平沢橋
中立沢にかかる平沢橋

見晴台から下り坂を下ると、せせらぎの音が聞こえてきます。中立沢の音です。細い支流を越え、丘を越えて急な下り坂を下ると、平沢橋に出ます。橋を渡った右手にあずまやがあり、休憩に最適です。あずまや近くから中立沢に出ることもできますが、岩が多く滑りやすいので、注意してください。
平沢橋からは、中立沢に添ったなだらかな道を30分ほど歩いて、駐車場に戻ります。途中、上松町花でもあるモクレン科のオオヤマレンゲの群生する場所があり、6月下旬〜7月上旬に、純白の花を見ることができます。

赤沢自然休養林ハイキングコース地図
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第250号)

赤沢森林鉄道

ボールドウィン型SL機関車
森林鉄道のボールドウィン型SL機関車

赤沢自然休養林には、木曽森林鉄道王滝線の一部区間を保存運行した赤沢森林鉄道が運行されています。

通常は土・日・祝日の9:00〜15:30の間、30分ごとの運行ですが、繁忙期は毎日運行され、混雑時は臨時便の運行もあります。
列車は4両のトロッコ列車のような小さな客車を、これまた小さなディーゼル機関車が牽引します。予約制なので席に座れないということもなく、どの座席からも風景はよく見えますが、出発時の進行方向に向かって右側の座席の方が、渓谷の風景をより楽しめます。

森林鉄道には、駐車場から坂を上った森林鉄道記念館から乗車します。出発すると、しばらくは遊歩道に沿って走ります。遊歩道を歩く人が手を伸ばせば届きそうで、普通の鉄道とは違った新鮮な感じがします。遊歩道を離れると右手に道川の渓谷、左手はうっそうとした木曽ヒノキ林の風景が続きます。窓のないトロッコ列車なので、林を渡る風が心地よく感じられます。

10分ほどの乗車で、折り返し点の丸山渡停車場です。ここでいったん列車を下り、座席の向きを変え、機関車が客車の反対側に付け替えられるのを待ちます。ここで列車を下りて遊歩道を歩いて戻ることはできないので、注意してください。機関車の付け替えが終わると、列車はもと来た線路を戻って出発点に戻ります。

出発点でもある森林鉄道記念館には、木曽森林鉄道の歴史を物語る数々の資料が展示されています。写真の1915年アメリカ製のボールドウィン型蒸気機関車をはじめ、皇太子殿下(当時)が来園された際に使用した小さな貴賓車、客車が床屋になっている珍しい理髪車など、鉄道ファンならずとも気になる車両が保存展示されています。

近郊のおすすめスポット

上松駅近くには寝覚の床があります。詳しくは上松町観光協会のページ等をご参照ください。


執筆者:高木

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