信州とっておき情報 - 旬のトピックバックナンバー- 2005年夏

夕焼けに浮かぶ北アルプスの山々
夕焼けにシルエットで浮かぶ北アルプス常念岳・槍ヶ岳等の山並み('05年6/12)

2005年6月

6/10から信州も梅雨に入りましたが、あまりまとまった雨が降りません。5〜6月は、ブドウなどの果実や野菜の芽が伸びるために雨が必要な時期ですが、今年は記録的な小雨で、農家や週末農家は水やりに追われています。

6月の信州はハーブとバラのシーズン(6/3)

ラベンダー畑
満開のラベンダー(夢農場提供)

信州でも6月は梅雨の季節。気象庁のサイトでの'05年の予想では、関東と同じ平年並みの6/8〜7/20が梅雨のシーズンですが、信州は関東地方などより雨が少なく、傘の要らない日も多いです。
この時期は、ラベンダーなどのハーブ・バラ・アヤメやアイリスの花があちこちで見られ、香りが楽しめる季節です。夢農場ラベンダー祭りのページに、安曇野の北の山麓にある池田町夢農場でのラベンダー祭りや各地のラベンダー園を、薔薇の祭典のページには、軽井沢タリアセンでのバラのイベントの他、各地のローズガーデンを紹介しております。中でも、6/12まで開催中の中野市 一本木公園 バラ祭りは、570種類1200株のバラを鑑賞したり買ったりでき、地元でも人気があります。

サイトウ・キネン・フェスティバルのチケット第2次販売の締め切りが6/10に迫りました!(6/7)

オーケストラと、指揮の小澤征爾氏の後ろ姿
松本文化会館でのコンサート(松本市提供)

信州の夏のビッグイベント、サイトウ・キネン・フェスティバル 松本が今年も8/16(火)〜9/8(木)に行われます。
チケットは、昨年までは6月頃から発売されていましたが、今年から早まり、第1次販売は4月23日に終了しました。第1次販売で売れなかった席・販売後のキャンセル・TV収録日の決定などによる追加分のチケットが、「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」公式サイト第2次販売ページで6/10(金)17時まで申し込みできます。先着順ではなく、申し込み多数のときは抽選で、オーケストラコンサートBプログラム以外はまだ申し込みできます。
なお、昨年は、7月に一部の公演のみ第3次販売が行われました。

今年の信州のホタルの発生は遅れ気味です(6/11)

ホタル
蛍(辰野町提供)

6/11〜6/19開催の、全国的に有名な辰野ほたる祭りでは、蛍の発生が例年より1週間ほど遅れ、祭りの終了後もまだ蛍が見られそうです。信州で蛍が見られる場所と時期は、辰野ほたる祭りのページをご覧ください。
今年は蛍に限らず、各地のイベントで花や自然に左右されるものは、開催スケジュールより実際の開花などが遅れ気味です。6/12まで開催中だった中野市 一本木公園 バラ祭りも、後半になってようやく、バラが満開になりました。

浅間山の立ち入り規制が2km以内に緩和されました(6/22)

残雪の浅間山
黒斑山から見た浅間山
(信州山遊びねっと提供 '02年4月)

軽井沢の西にある東信州のシンボル、浅間山の火山活動度を、気象庁が10ヶ月ぶりにレベル3から2に引き下げました。山頂では相変わらず噴煙はたなびいているのが見えますが、昨年12月以降噴火はありません。立ち入り規制も、火口から4キロ以内から2キロ以内に緩和され、黒斑山・小浅間山・火山館への立ち入りが可能となりました。活火山を近くに見られる登山コースとして人気が出そうです。夏のハイキングコースとして人気の高い湯の丸高原〜池の平湿原も問題なく散策できます。
とは言え、まだ小規模の噴火の可能性はあります。地元の規制や情報に必ず従うようにしてください。また、北アルプスでは今年も数名の方が遭難で亡くなりました。登山やトレッキングには十分な装備と計画を立て、天候の急変にくれぐれもご注意下さい。

諏訪湖の花火大会の指定席が発売されます(6/27)

諏訪湖から打ち上がる花火と周辺の夜景
諏訪湖祭湖上花火大会と諏訪湖の全景
(諏訪市提供)

お盆の8/15に行われる、信州の夏の風物詩、諏訪湖の花火大会の有料席のチケットが、マス席が6/30、ブロック指定席が7/1、自由席が8/2に、諏訪市文化センターで発売されます。諏訪湖の花火大会は日本最大級の規模で人気があり、毎年大混雑します。チケットを事前に購入すると、当日朝から場所取りしたり、混雑の中で立って見たりすることを避けて楽に花火を楽しめますが、諏訪市の発売場所では、観光業者などが数日前から列を作って並びます。
信州では、7月下旬からお盆前後にかけて、諏訪湖の他にも各地で花火大会が開催されます。

2005年7月

記録的な小雨が続いていた信州ですが、梅雨も後半になり、ようやくまとまった雨が時々降るようになりました。水やりに追われていた農家や週末農家は、恵みの雨にほっと一息です。

ラベンダーが信州各地で見頃(7/2)

紫と白のラベンダーいっぱいの庭
オープンガーデンの庭のラベンダー

市街地では今あちこちでラベンダーが満開です。今年は梅雨の前半まで小雨で乾燥していたのがヨーロッパ原産で加湿を嫌うハーブに合ったのか、とても美しく咲き誇っています。池田町夢農場などの山間部のハーブ園やラベンダー園では、今年は冬に雪が多かった影響で開花が遅れており、早咲き種がようやく満開となり、これからシーズン本番というところが多いようです。夢農場ラベンダー祭りのページに、各地のラベンダー園を紹介しております。

稲の緑と麦の黄金色が美しい季節です(7/3)

黄金色に輝く麦
黄金色に輝く麦

安曇野などの田畑では、収穫前の「麦秋」の麦畑の黄金色と、田植え後の順調に育つ稲の緑のコントラストが美しいです。
これからシーズンを迎える果物も、出荷が始まった千曲市あんずの里などのアンズや、7月中旬から露地ものの出荷が始まるスイカ・桃、8月中旬から出荷のリンゴ・ブドウなど、順調に育っています。春の小雨のため小振りになる果物もありますが、その分糖度は高く、申し分のない味が期待できます。

サイトウ・キネン・フェスティバルでチャリティコンサートが開催されます(7/13)

まつもと市民芸術館の建物
会場の一つまつもと市民芸術館(松本市提供)

サイトウ・キネン・フェスティバル 松本開催中の9月1日に小澤征爾氏が70歳の古希を迎えることを記念して、「マエストロ・オザワ 70歳祝賀チャリティ・コンサート」が行われることになりました。収益金は社会福祉のために寄附されます。コンサートは筑紫哲也氏の司会で、ショスタコーヴィチの祝典序曲やハイドン、ガーシュウィンなどが演奏されます。チケットは7月15日までサイトウ・キネンの公式サイト(または官製はがき)で申し込み、7月20日に抽選が行われます。
このほか、通常公演の一部のコンサートについて、第三次チケット販売が行われています。詳しくはサイトウ・キネンの公式サイトをご覧ください。

今年は霧ヶ峰などのニッコウキスゲの当たり年!(7/15)

満開のニッコウキスゲ
霧ヶ峰の満開のニッコウキスゲ

全国的に有名な霧ヶ峰のニッコウキスゲが今年も満開となりました。昨年は春の遅霜の影響で例年より花が少なかったですが、今年はここ数年で最もたくさんの花が見られるそうです。霧ヶ峰花まつりは10日に終了しましたが、花は、3連休の16〜18日がちょうど満開となりそうです。
3連休の霧ヶ峰は毎年人出もピークで、ビーナスラインは渋滞します。特に、八島湿原駐車場は3連休中マイカー乗入れ禁止で、旧和田峠スキー場駐車場(無料)からシャトルバスに乗り換えとなります。
信州のニッコウキスゲは、他にも、八方自然研究路・志賀高原・カヤノ平湿原などで満開で、例年よりたくさん見られるようです。栂池自然園などでも見頃を迎えています。

食べごろのブルーベリーがお待ちしています(7/15)

ブルーと紫のブルーベリーの実と葉
熟したブルーベリー
信州夢ばらの里提供)

信州各地でブルーベリーの実が熟して食べごろを迎えています。目に良く若返りの効果もあるアントシアニンを含む健康食品として人気のブルーベリーは、寒冷な土地を好むため、長野県で全国の半分以上を生産しています。信州各地の摘み取りもできるブルーベリー園の一覧は、さわやか信州旅ネットのくだもの狩り情報のページをご覧ください。

スイカと青リンゴの出荷が始まりました(7/17)

スイカの葉と半分に割れた赤い実
波田町下原地区の畑のスイカ

今年も果物の収穫の季節を迎えました。甘くて「日本一美味しい」と言われる波田町下原地区などで、ハウス栽培でない露地もののスイカの出荷が始まりました。今年は、雨が少なくて日照時間が長かった5〜6月がアフリカを原産とするスイカにとって良かったためか、育ちが良く、寒暖の差が大きいため、甘みも最高です。
また、信州と言えばリンゴ。最も収穫が早い青いリンゴの品種「いわい」が、店先にも並ぶようになりました。8月になると、「シナノレッド」や「つがる」などの赤いリンゴが収穫の時期を迎えます。

今年の信州の夏山は残雪が多く、涼しさを満喫できます(7/23)

朝焼けの穂高と槍ヶ岳
常念岳から見た穂高と槍ヶ岳
(信州山遊びねっと提供)

夏山シーズン到来です!今年の山は残雪が多く、上高地奥の、穂高連峰涸沢付近では4メートルもの残雪があり、登山には注意が必要です。
全国のアルピニストのあこがれ、槍ヶ岳の山小屋「槍沢ロッジ」と「槍ヶ岳山荘」では、8/19と8/21にフルートコンサートが開かれます。画家の桂重英さんの娘さんで松本市在住のフルート奏者桂姉妹による毎年恒例のコンサートですが、今年は、お姉さんの桂綾子さんがご出産準備のため、妹の桂聰子さんと、ギタリスト朝見英吉さんによる演奏です。

信州から上高地に至る国道が復旧しました(7/29)

梓川の清流と河童橋
上高地 梓川と河童橋
デジタル楽しみ村提供)

7/1に松本市から上高地に至る国道158号で大量の土砂が道路に流出し、マイカーからの乗り換え基地の沢渡の手前で全面通行止めになっていましたが、7/28に予定通り開通しました。道路は、梓川側に盛り土をして2車線の仮設道路を建設したもので、地元では、1日でも早く安全を確保した復旧を行うため関係者の徹夜の努力が続いていました。7/28は、ちょうど台風一過の青空となり、待ちかねたマイカーや観光バスが10時の開通前から列を作りました。これまで上高地に入ったお客さんの数は例年の半数程度になっていましたが、本格的な夏山シーズンを前に何とか復旧し、地元の観光関係者はほっと胸をなで下ろしています。
一方、上高地への入り口の「釜トンネル」は、古いトンネルで片側通行のため渋滞の原因になっていましたが、7/2から対面通行が可能な新釜トンネルができて便利になりました。

2005年8月

上高地河童橋と梓川の美しい青い流れ
上高地梓川の清流と河童橋


夏本番!関東や関西では猛暑が続いていますが、信州は、真昼の日なたや車内は暑いものの、湿気が少ないため、木陰や朝晩は涼しく、場所によってはエアコン不要の快適さです。気温は、朝晩は、平地でも20℃前後、高原や軽井沢では15℃前後です。昼間は、平地では30℃を超えることが多いですが、高原では25℃程度のことが多いです。

夏祭りと花火のシーズンです!(8/3)

湖上の2つの半円形の花火と1つの打ち上げ花火
諏訪湖の水上スターマインと
打ち上げ花火(諏訪市提供)

8月になり、信州では、観光客や都会からの帰省客が増えてにぎわって来ました。その中で、今週末の8/4〜8/7は、夏祭りの松本ぼんぼん長野びんずる・夏休みの子供向けのイベントいいだ人形劇フェスタ・他にも高ボッチ高原草競馬上田ジャズフェスティバル野尻湖遠泳大会がいっせいに行われます。
お盆の8/15には、今年も諏訪湖祭湖上花火大会が開かれます。日本最大級の規模の3万数千発が湖上で見られ、昨年からは打ち上げ花火50連発も行われることで人気があり、大混雑します。前売分が発売と同時に売り切れた有料席のチケットは、当日の朝にも売り出されます。
諏訪湖では、9/3にも「全国新作花火競技大会」で1万数千発の新作花火、また、8/1〜9/4中は「サマーナイトファイヤーフェスティバル」として毎晩800発の花火が楽しめます。

暑い夏、信州の涼しい雪渓・高原・渓流が人気(8/8)

美しく流れる渓流と林
水木沢天然林の渓流と林

8月に入り、信州各地では、好天が続いています。夏山では、ここ数日雲が多めで視界はあまり良くなく、夕立や雷が起きることも多いですが、今年も40万人程度もの登山客が訪れると予想されています。中でも、針ノ木大雪渓や白馬大雪渓等の雪渓は残雪の量も多く、下界の暑さとは別天地の涼しさです。
また、暑い夏に涼を求めて、黒姫高原・志賀高原・乗鞍高原湯の丸高原八千穂高原・蓼科高原・八ヶ岳中央高原などの高原も賑わいを見せています。赤沢自然休養林水木沢天然林のような、渓流があり森林浴ができる場所も避暑にはいい所です。

白馬大雪渓での土砂崩れの情報(8/12)

青空と白馬の雪渓と登山者
好天時の白馬大雪渓と登山客(左奥)

北アルプス白馬岳への登山ルートの白馬大雪渓の上部で11日朝、土砂と岩が崩落し、登山者1名が亡くなり、1名が大けが、1〜2名が生き埋めになっていて、救出作業が続いています。このため、白馬岳登山ルートは通行禁止になり、現地対策本部では、事故現場の北側に別の安全な登山道を作り、14日から通れるようにします。
信州では、今年の夏は雨が多く、先日土砂崩れで約1ヶ月通行止めになった上高地への国道と同様、大雨で地盤がゆるんでいたのが原因と考えられています。白馬岳の登山ルートは、岩が崩れやすく、10年前にも集中豪雨で崩落が起きています。
白馬大雪渓と共に日本3大雪渓と言われる針ノ木大雪渓に行って来たばかりの信州とっておき情報のスタッフにも、他人事とは思えません。亡くなられた方のご冥福をお祈りします。

さあ、お盆!信州各地で帰省客と観光客でにぎわっています(8/13)

花火と天竜川を流れる灯ろう
市田の灯篭流しと花火
(高森町提供)

お盆休みを迎え、信州各地が帰省客と観光客で1年中で一番にぎわう時期となりました。店先やスーパー・ホームセンターで、お盆用の果物や、里帰り客やご先祖のための「お迎えグッズ」が目につきます。
高速道路・JR・飛行機などの交通機関の帰省ラッシュは13日午前中がピーク、Uターンは15日と16日の午後がピークとなりそうです。12日は大幅な渋滞や遅れはありませんでした。
お盆前後に、信州では、毎日のように各地で花火大会や灯ろう流しが行われます。8/15に行われ日本最大級の花火大会として人気の高い諏訪湖湖上花火大会や、80年以上の歴史を持つ天竜川の市田灯篭流し大煙火大会(18日)が見ものです。他にも、これらのページに、信州で開かれる主な花火大会・灯ろう流しを紹介していますのでご覧ください。

サイトウ・キネン・フェスティバル松本開幕(8/18)

まつもと市民芸術館大ホール内部
まつもと市民芸術館大ホール
(松本市提供)

毎年夏に開催されるクラシック音楽の祭典、サイトウ・キネン・フェスティバル松本が、今年も8月16日から9月8日までまつもと市民芸術館長野県松本文化会館ザ・ハーモニーホールあがたの森文化会館で開催されます。今年はオペラ公演がお休みとなる代わりに、シェーンベルクの「グレの歌」が演奏されます。大編成のオーケストラと合唱団・5人の独唱者による規模の大きな公演で、オペラに劣らない迫力ある演奏が楽しめます。
一部公演ではチケットの第三次販売が行われているので、今からでもチケット購入が可能です。詳しくはサイトウ・キネンの公式ページをご覧ください。
8月27日(土)には朝10時から今年も恒例の小中学生たちの吹奏楽パレードが行われ、11時半頃から無料開放された松本城公園で小澤征爾氏の指揮を誰でも見られる予定です。その後午後にはサイトウキネン松本合唱団による無料のコンサートのサービスもあります。
また、8月25日から28日までは、木曽文化公園文化ホールで恒例の木曽音楽祭が開催されます。こちらも日本のトップレベルの演奏家による演奏で評価の高い音楽祭で、毎年欠かさず足を運ぶファンが増えています。

鈴虫の音色が秋を告げています(8/27)

羽を立てているスズムシのオス
スズムシ

今年は残暑が続きなかなか夏が終わらない信州ですが、お盆の頃から田畑や草むらで聞こえ出した虫のが徐々に大きくなり、すっかり秋の気配が漂っています。
スズムシの里として知られる安曇野の松川村では、全国に安価で鈴虫をケース付きで送るすずむし小包便がマスコミに取り上げられたため注文が多く、早々と販売を打ち切るほどの人気でした。
松川村以外でも、信州では鈴虫を趣味で飼って毎年増やして提供する人も多く、駅・児童館・学校などの施設でスズムシの鳴き声が聞こえます。草むらでも耳をすませばコオロギの音に混じってスズムシの音が聞けることがあります。

蕎麦ソバの花と稲穂の美しい季節です(8/29)

白いソバの花と黄色い稲穂
蕎麦の花と黄色い稲穂(8/26 安曇野)

安曇野など、信州のあちこちの田畑でソバの白い花が見頃を迎えています。ソバはこの後10月に実を付け、10〜11月に刈り取られて新そばの季節となります。戸隠を初めとする信州各地で、9月下旬〜11月にそば祭りが開かれます。
一方、田んぼは日々黄色さを増し、稲穂が垂れる季節となりました。今年の信州の稲の生育は順調で、9月に稲刈り・新米の美味しい季節を迎えます。

←2005年春へ 2005年秋へ→
旬のトピックバックナンバーのトップへ