信州とっておき情報 - 旬のトピックバックナンバー- 2005年春

雪を頂く北アルプス
初春の北アルプス('05年4/1)

2005年3月

信州にもいよいよ春の便りが聞かれるようになりました(3/5)

雪割り福寿草
雪割り福寿草(3/5 松本)

春の遅い信州にも、南信地方から少しずつ春の便りが届く時期になりました。信州に真っ先に咲いて春を告げる福寿草が、中信地方でも開花しました。異常に春が早かった昨年よりは1週間ほど遅め、それでも平年より少し早めです。3/6から四賀村などで福寿草まつりが開かれます。3/4に積雪があったので、今なら雪の中から顔をのぞかせる華麗な姿が見られます。また、安曇野ではわさびの花も開花し、食べごろです。

信州の春スキー最新情報(3/13)

開田高原マイアスキー場
御岳山をバックに(マイアスキー場提供)

今年の信州は、長野市など北信地方や山沿いで雪が多く、県内のスキー場は、まだほとんど全てのゲレンデで滑走可能です。例年より春の訪れが遅く、最近も時々降雪がありますが、平地では湿った春の雪が降ることが多いです。標高の高い所では、良質のパウダースノーで春スキーを楽しめます。
信州の代表的なスキー場として、皇太子御一家が愛子さんの初滑りを楽しまれた志賀高原・長野オリンピック滑降コースの白馬八方尾根・歴史のある野沢温泉等がありますが、他にも、写真の開田高原マイアスキー場のように、標高が高いため4/3まで長期間営業している所もあります。
3月は19日〜21日の3連休は、信州の多くのスキー場で「子供の日」として子供のリフト料金が無料になる第3土曜か日曜に重なり、お得です。また、3月下旬以降、シーズン終了前の「サンクスウィーク」として、リフト券の割引きサービスを行うところもたくさんあります。

信州の桜の開花予報・春のイベント(3/19)

コハクチョウ
犀川のコハクチョウ

例年になく厳しかった寒さも徐々に和らぎ、信州にも春の足音が聞こえる季節になりました。白鳥の北帰行はピークを迎え、四賀村等の福寿草が満開です。
3/17発表の長野気象台の3度目の開花予報では、信州の桜やあんずの開花予想は、「天下第一の桜」と名高い高遠で4/11・夜桜会の開かれる松本城で4/9など、4月上〜中旬です。ここ数日の気温の上昇で1度目・2度目の開花予報より数日早まりました。満開は4月中〜下旬になりそうです。信州の花の開花情報は信濃毎日新聞「信州の花だより」等をご覧ください。

2005年4月

今年の信州の春のおとずれ(4/1)

焼岳から見た上高地と穂高
焼岳から見た冬(昨年2月末)の上高地と穂高
(信州山遊びねっと提供)

3月終りになっても、今年の信州は、豪雪地帯の飯山市など北信地方や山沿いで雪が多く、唱歌「早春賦」の歌詞「春は名のみの風の寒さや♪」がぴったりの今年の春です。それでも、あちこちでスイセンが咲き始め、市街地でもウグイスのさえずりが聞こえるようになりました。開花した梅が、雪中梅になって見られる時もあります。上高地等の山開きももうすぐです。
四賀村(4/1から松本市に合併)の福寿草まつりや、信州安曇野のわさびの花まつりも、イベントの期間は終了しましたがまだ花は見頃です。
スキー場も近年になく雪が豊富で、リフトの運転やシーズンを延長するところもあり、スキーヤー・スノーボーダーには嬉しいシーズンです。スキー・スノーボードの情報は、SNOWLOVE.NETなどをご覧ください。

サイトウ・キネン・フェスティバル チケット発売(4/8)

サイトウ・キネンを指揮する小澤征爾氏
サイトウ・キネンを指揮する小澤征爾氏
(松本市提供)

信州の夏のビッグイベント、サイトウ・キネン・フェスティバル 松本の今年のプログラムが決まり、チケットが4月23日(土)午前10時から発売されます。従来は6月頃の発売でしたが、今年から早まりました。
長野県松本文化会館では、例年熱心なファンが1週間ほど前からテントを張ってチケット購入のための「テント村」を作りはじめ、前日夜には1,000人を超える人々が列に並びます。特に小澤征爾氏の指揮する公演のチケットを望む人は、早くから列に加わるようです。
テント村では、サイトウ・キネンのボランティアスタッフを中心とする自治組織が編成され、安心して並ぶことができるよう配慮されています。クラシック愛好家同士の思わぬ交流の場ともなっており、公演よりもテント村が楽しみという人も多いようです。

信州各地で桜が開花!(4/11)

桜と女の子
高遠のコヒガン桜('04年4月)

信州の春は遅く、そのため、花が一斉に咲きます。福寿草・梅・わさび・座禅草に始まり、木蓮、水仙と続きます。
桜は、今年も、関東や関西に遅れること1週間余り、夜桜会の開かれる松本城と飯田で4/9、上田で4/10、開花しました。上田城跡公園では、今年から、長野灯明まつりも手がけた国際的な照明デザイナー石井幹子さんによるライトアップが行われます。「天下第一の桜」と名高い高遠も4/13・長野市城山公園では4/14に開花する予想で、見頃は4月16〜24日頃になりそうです。今年のように春が遅い年は、梅と桜の共演が見られ、よく見ないと見分けがつかない時もしばしばです。
「一目十万本」と言われる千曲市のあんずも4/7に開花し、もう2〜3日で満開を迎えます。

桜やあんずが満開を迎えました(4/18)

桜と梅
枝垂れ桜(右上)と梅(左下)の共演
(4/17 松本郊外)

信州の桜は、4/15〜17日に高遠松本城・長野市城山公園・上田城跡公園など各地で満開となり、天気も良かったため、まさに花見日和の週末を大勢の方々が楽しまれました。長野県内のその他の桜の名所、小諸市懐古園・大鹿村大西公園・須坂臥竜公園などでも開花し、今週いっぱいが見頃となりそうです。
今年は、今まで寒かったのがここ数日で急激に気温が上がったため、写真のような梅と桜の共演が見られる他、水仙あんず、伊那梅園の梅、モクレン、ザゼンソウ、カタクリ、水芭蕉、福寿草、チューリップまでが一斉に咲く豪華さを味わえます。信州の花の開花情報は信濃毎日新聞「信州の花だより」などをご覧ください。
他にも、4月の信州は、早春賦まつり雪の大谷ウォーク山菜採りツアー善光寺花回廊などのイベントが目白押しです。

開山や道路の開通のシーズンです(4/28)

山小屋の掘り出し作業
常念岳の山小屋の掘り出し作業
左奥は槍ヶ岳(信州山遊びねっと提供)

信州の長く厳しい冬も終わり、アルプスの山々では、何メートルもの雪に埋もれた山小屋の掘り出し作業が始まりました。信州一の人気の山岳観光地、上高地開山式も4/27に行われ、いよいよ山のシーズンの到来です。
冬期閉鎖されていた道路も次々と開通し、雪の壁ウォークで有名な立山黒部アルペンルートも、4/17全線開通しました。今年は近年まれに見る雪の多い年で、15mもの高さの「雪の大谷」(雪の壁)が見られます。他にもビーナスライン・志賀草津高原ルート・県道乗鞍岳線など、ほとんどの道路が連休前に開通していますが、降雪時は通行止めやチェーン規制が行われることがあるのでご注意ください。

5月連休の信州の開花などの情報(4/29)

無数の水芭蕉
4/28のむれ水芭蕉園
(飯綱町(旧牟礼村)観光協会提供)

大型連休初日の信州は、おおむね晴れで、最高気温が25〜30℃近く、最低気温も、2日前に0℃近くまで下がったのが嘘のように暖かく10℃〜20℃でした。連休中の天気予報も、5/2に雨の他はだいたい晴れてぽかぽか陽気のようです。
雪が多く春の訪れが遅かった今年の信州は、花の開花も例年より1週間ほど遅れ気味です。例年なら連休にちょうど見頃を迎える飯山の菜の花奥裾花自然園の水芭蕉白馬五竜のかたくり・丹霞郷の桃・長野市周辺や安曇野のリンゴの花は、連休後半〜5月中旬が見頃となりそうです。
一方、チューリップの里むれ水芭蕉園や乗鞍高原の水芭蕉・飯山城跡公園や大町公園の桜・飯田市天竜川左岸道路等の八重桜・HAKUBA47スキー場近くの座禅草・清内路村や伊那梅苑等の桃は、連休期間中がちょうど見頃となっています。
連休中や5月は、その他にも各地でイベントが開かれます。特に、20年来の豪雪がまだ残る信州北部の、残雪とブナの芽吹きツアー雪の壁ウォークはお薦めです。

2005年5月

雪を頂く北アルプス白馬連峰の山々
残雪の北アルプス白馬連峰('05年5/8)

今年も信州の山々に雪形が見える季節を迎えました(5/5)

馬の雪形
白馬連峰の尾をはね上げた馬の雪形
(白馬五竜観光協会提供)

信州では、4月〜5月に、雪解けした山肌の形が人や動物などに見える「雪形」が見えます。今年も、白馬村では「白馬しろうま」の名前のルーツと言われる「代掻き馬しろかきうま」が見られるようになりました。他にも、駒ヶ岳千畳敷カールの「島田娘」・武田信玄の家紋になった五竜岳の「武田菱」・安曇野蝶ヶ岳の「蝶」等、伝わっている雪形は数十にものぼります。雪形の写真や詳しい情報は、安曇野の田淵行雄記念館で見られます。ホームページ上では、白馬の雪型観察等をご覧ください。また、大町市のイベント「北アルプス雪形まつり」や田淵行雄記念館主催の「雪形探訪」で、ガイド付きの雪形ウォッチングもできます。
信州では、昔は爺ヶ岳の「種蒔き爺さん」などの雪形が現われる時期を農作業の目安にしていました。実際、今年も農作業の開始時期を迎え、各地の田んぼに水が入り、その上をつばめが行き交い蛙が鳴く時期になりました。畑では、土の準備・種蒔き・苗の植え付けに忙しく、松本市にある人気の「クラインガルテン」等の滞在型農園や各地の市民農園で、農作業に汗を流す光景が見られます。

今年の信州の春は、花と芽吹きの百花繚乱(5/12)

りんごの白とピンクの花
りんごの花

信州の春は、花の開花や、草木の芽吹きが一斉に見られます。今年は例年になく春の始まりが遅かったのが、4月途中から5月の好天が続いて気温が上がったため、あっという間に百花繚乱状態になりました。福寿草に始まり、梅が咲き終わらないうちに桜やあんずが咲き、水仙・チューリップ菜の花といった草花、水芭蕉かたくり・座禅草のような高山植物、モクレン・コブシ・ハナモモの木々の花、桃・リンゴ・ブルーベリーの果樹の花、ブナ・カラマツ・ケショウヤナギなどの芽吹きが見られますが、連休中に一気に見頃を過ぎたところが多いです。北部や高度の高いところではまだ見られます。
中部地方一の規模の岡谷・鶴峯公園のツツジや、フジ、アヤメやアイリスはこれからが見頃です。

残雪の多い今年の信州の山々が次々に開山し、いよいよ山もシーズンイン(5/19)

雪の壁の中を歩く人たちとバス
雪の大谷ウォーク
(立山黒部宣伝センター提供)

例年にない深い雪に覆われていた信州の山々が次々に開山し、バスやロープウエイの運行や山小屋の営業が始まっています。 4/27の上高地に続き、5/8に浅間山、5/15〜5/18に美ヶ原高原乗鞍高原・中央アルプス駒ヶ岳で、相次いで開山祭が行われました。5/28には白馬岳と霧ヶ峰、6/5には八ヶ岳でも開山祭が行われます。ハイキング・トレッキング・春山登山のシーズンがいよいよスタートです。
連休の後はここ信州でも夜は5℃前後まで冷え込む日が多く、上高地では雪も降り、農作物は遅霜の被害に遭った所もあったようですが、この2・3日は天候も良く、暖かくなってきました。今年は雪が多かったため、各所で残雪が楽しめます。特に、近年人気の、立山黒部アルペンルートの雪の壁ウォークは、5/17でもまだ雪の壁の高さが13mもあり、5/31まで「雪の大谷」を歩けます。
なお、北アルプスでは今年も遭難で亡くなった方がいらっしゃいます。この時期の登山には残雪・雪崩・天候の急変にくれぐれもご注意ください。

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