信州とっておき情報 - 旬のトピックバックナンバー- 2005年秋

一面のソバ畑の白いソバの花
満開のソバの花

2005年9月

今年の夏は、例年より雲や雨が多く、山の景色が見えない日が多かったのですが、8月27日から視界が良くなりました。気温も朝晩は15〜20℃ぐらいまで下がるようになり、一気に秋を迎えています。北穂高の山小屋では8月終りに早くも初氷が張ったようです。

信州リンゴの出荷が本格的に始まりました!(9/1)

木に実っている赤いリンゴ
リンゴ(8/30三郷村)

「日本一のりんご村」三水村など長野市周辺・安曇野・飯田や伊那など、信州各地のリンゴの産地で、早生種の「サンつがる」や「さんさ」の収穫が始まりました。11月〜12月の「ふじ」までの数ヶ月のリンゴ収穫シーズンの始まりです。10〜11月にはJAながのふじ祭などのリンゴ収穫祭が各所で開かれます。
今年は空梅雨や夏の暑さで例年より数日遅れていますが、今のところ台風の被害もなく、早速食べて見たところ、味は美味しいです。
他にも、露地栽培のブドウや梨の出荷も始まりました。

今年の中秋の名月は連休中の18日です(9/11)

満月のアップ
満月

9月は、空気が澄んで来て景色がよく見える割には夏休みの後で紅葉の前なので観光客が少なく、観光・行楽に適している季節とも言えます。
今年は、中秋の名月が18日で3連休の真ん中の日曜日に当たり、連休の夜、お月見もいいでしょう。信州は、空気がきれいで澄んでいるため、月も都会より格段に明るく見えます。棚田に昇る月が古くから有名な千曲市姨捨では今年も「信州さらしな・おばすて観月祭」、また、松本城では「国宝松本城月見の宴」が開かれます。松本城月見の宴のページをご覧ください。

今週末、恒例の戸隠そば祭りが開かれます(9/20)

ざるに盛ったそば
信州そば(北志賀高原
観光協会提供)

9月に咲くそばの花が実になる10月下旬頃から、新そばの本格的なシーズンを迎えます。それを待ちきれないかのように、信州そばの産地の中でも一番有名な戸隠で、今年も9/22〜/23に戸隠そば祭りが開かれます。今年から新たに、2000円5枚つづりの「半ざる食べ歩き手形」も販売され、9月中と、11月の新そばの時期に好きなそば屋さんを食べ歩くことができます。
昨年「日本そば博覧会」が大盛況だった松本市では、10/8〜/10に「第2回信州・松本そば祭り」が開かれ、今年も県内外のそば屋20店による「手打ちそば食べ歩き通り」などの行事が予定されています。その他、白馬村など、各地で10月〜11月に新そば祭りが開かれます。戸隠そば祭りのぺージの「そば祭りは信州のここでも開かれます」をご覧ください。

信州各地でコスモスが見頃(9/22)

黒姫高原に咲く色とりどりのコスモス
満開時のコスモス(黒姫高原コスモス園提供)

漢字で「秋桜」と書かれるコスモスが、信州のあちこちで秋風に揺れながら可憐な花を見せています。9kmに渡り50万本のコスモスが咲く佐久市の国道254号「コスモス街道」と周辺は、今ちょうど満開で、9月中〜10月初めまでが見頃です。
日本屈指の約50品種100万本の黒姫高原コスモス園は、9月初めの台風により風に弱いコスモスの花が落ち、9/22現在6分咲きで、9月末が見頃になるかもしれません。シーズン最後の10/9〜16は、コスモスを自由に摘み取れます。
300万本の飯島町「中央アルプス花の里」はまだこれから見頃を迎えます。
黒姫高原コスモス祭り・信州のコスモス園と、黒姫高原のハイキングコースのぺージをご覧ください。

キノコ狩りの季節(9/25)

道端の木にたくさん出ている野生のヒラタケ
天然のヒラタケ(芥子坊主山付近で)

今年も信州各地の里山に登るとキノコが目につく季節になりました。紅葉ときのこ狩りツアー・信州のきのこ狩りのページに、松原湖高原など信州各地のキノコ狩りツアーやキノコ料理スポットを記載しています。
さて、キノコ狩りと言えば心配なのが毒キノコ。信州ではこの時期、「キノコの見分け方」の展示が目につきます。ツアーなら安心ですが、ご自分で採った場合は、必ずキノコのよくわかる人か、保健所に持ち込んで見てもらって下さい。信州には、お年寄りなどキノコのわかる名人がたくさんいます。

実りの秋到来!果物狩りのシーズンです(9/29)

ぶどう棚にぶらさがる紫色の食べ頃のブドウ
ぶどう園(松本市内)

信州名産の果物と言えば「リンゴ」・・だけではありません。長野県はぶどうの収穫量も全国2位、特に、今が旬の「巨峰」は全国生産量の1/3を占めて1位です。信州は、昼と夜の寒暖の差が激しいため、甘くて美味しい果物ができます。この時期、一人千円程度で食べ放題のぶどう狩りが、家族連れなどに人気です。他にも、8月〜10月初めに獲れ、美容や健康に良いと近年人気のプルーンや、秋のこの時期にあちこちの木で見かけるクルミも、長野県が生産量1位を誇る名産品です。
青森県についで生産量2位のリンゴの収穫も、これから本格化し、10〜11月にJAながのふじ祭などのリンゴ収穫祭や、リンゴ狩り・リンゴの木オーナーの収穫が各所で行われます。

2005年10月

黄金色の田んぼ
収穫直前の稲で黄金色の棚田(9/17 長野市)

10月に入り、場所により暖房が欲しいほど冷え込む日もあります。虫の音もコーラスから独唱に変わり、紅葉と新ソバのシーズンを迎えています。

紅葉が始まりました(10/1)

黄金色の紅葉と青空
昨年の鍋冠山の紅葉

今年の信州の紅葉は、9月の残暑で気温が下がらなかったため、例年よりかなり遅れています。ここに来てようやく涼しくなったため、高山で見頃となり、市街地の街路樹も少し色づき始めました。10/1時点で、標高2500メートル以上の駒ヶ岳千畳敷カールや乗鞍岳山頂付近で色づきがピークとなっています。上高地上の登山コース、2300メートルの涸沢カールでは10/5頃がピークの予想です。紅葉はこの後、高山から1ヶ月ぐらいかけて里に向かって下りて来ます。松川渓谷などの信州各地の紅葉の名所では、標高の高いところで10月連休〜低い所では10月後半から11月初めが見頃のところが多そうです。

100%地元産の松茸料理が味わえるシーズンです(10/5)

数本の掘りたての松茸
掘りたての松茸
飯伊森林組合提供)

日本の代表的な秋の味覚、松茸マツタケ 。信州では、中南部にいくつかの産地があります。今年は、9月の高温と少雨で不作でしたが、この数日の雨で、今週末の連休〜10月中にかけて、収穫が期待できそうです。
松茸の命である「香り」は、外国からの輸入品では移送中に薄れてしまいます。信州の地元産の松茸のみを使った松茸料理を味わえる場所を堀越まつたけ観光・信州の松茸料理スポットのページに記載しています。

今年の紅葉情報第2弾(10/12)

紅葉の赤・黄色と緑色の共演
例年の蓼科高原の渓谷の紅葉
(茅野市観光連盟提供)

この数日で平年並みに気温が下がり、遅れていた紅葉が一気に色づいています。現在、標高1000〜2000メートルの、八千穂高原白駒池湯の丸高原美ヶ原高原白馬八方尾根戸隠鏡池・志賀高原・カヤの平などで色づきがピークとなっています。
この後、上高地乗鞍高原黒姫高原赤沢自然休養林など少し標高の低いところで今週末の10/15〜来週末の10/23ごろ、より標高が低い松川渓谷やその他各地の紅葉の名所では、10月下旬から11月初めが見頃のところが多そうです。

新そばの季節到来!(10/16)

ざるに持られたそばとつゆ
信州そば(信州新町提供)

新米の美味しい季節ですが、ソバも、今年採れたそば粉を使う新そばの季節を迎えました。この時期は、信州のあちこちの蕎麦屋で、新ソバを打ち始めます。関西などでは「ざる蕎麦は夏の食べ物」というイメージがありますが、そばが一番美味しいのは10月末〜12月の新そばの時期です。
信州では、蕎麦屋以外でも、あちこちでそば祭りが開催され、この時期からは新ソバが無料や格安で食べられます。名高い戸隠の11/1の「手打ちそば一気打ち」「新そば振舞い」や、白馬村のそば祭り月間、信州新町左右高原新そばまつりなど、戸隠そば祭り・信州のそば祭りのページをご覧下さい。

天高く馬走る!?秋。安曇野で乗馬ショー、佐久で草競馬が開かれます(10/18)

真っ赤に色付く紅葉と馬
「駒の里」望月馬事公苑の馬と紅葉

信州は、北海道などとならんで乗馬が盛んなところです。各地にたくさんの乗馬クラブがあり、短時間の観光乗馬から大人向きの本格的な乗馬まで、格安で、自然豊かな広いコースや野外を騎乗して楽しめます。
この10月30日には、安曇野スイス村にある乗馬クラブ「ホースランド安曇野」で、恒例の「長野ホースショー」が開かれます。一般の人が普段なかなか見られない乗馬競技を見たり、馬と触れ合うことができます。今年は200ものチームがエントリーしており、盛り上がりそうです。長野ホースショーのページで、その他の乗馬大会や長野県内の乗馬クラブのリストもご紹介しているのでご覧ください。
また、11月3日には、平安時代から馬にゆかりの深い佐久市「駒の里」望月で、高ボッチ高原草競馬のページでご紹介している「駒の里草競馬大会」も開かれます。こちらもちょうど紅葉の時期、3冠馬ディープインパクト顔負けの?好レースや、珍レースを楽しめます。


秋の北アルプスと柿の木と実
初冠雪した北アルプスと柿の木(10/23)

10月も下旬を迎え、浅間山・白馬岳・槍ヶ岳・乗鞍岳で初冠雪するなど、ようやく気温が平年並みに下がるようになりました。紅葉は、例年より1〜3週間も遅れています。

2005年11月

真っ赤に染まる桜並木の紅葉と松本城のお堀
桜並木の紅葉(11/8 松本城)

紅葉情報第3弾!今年は11月に入ってもまだ見頃です(11/1)

紅葉と渓流沿いの落ち葉
米子大瀑布ハイキングコース(10/30)

平年より1〜3週間ほども遅れていた紅葉が、標高1000mクラスの高原・里山・渓谷で、ようやく見頃を迎えています。市街地のケヤキやイチョウなども日々色づきを増して来ました。
上高地乗鞍高原美ヶ原高原赤沢自然休養林など2000m以上の場所ではカラマツ以外の樹は散り始めていますが、より標高が低い松川渓谷米子大瀑布黒姫高原・菅平高原・車山高原湯の丸高原・高峰高原や、大カエデで有名な大峰高原・鹿教湯温泉別所温泉角間渓谷・箕輪町もみじ湖 などで見頃です。
他にも各所にたくさんある信州の紅葉スポットのリストを、松川渓谷のページに掲載しているのでご覧下さい。

紅葉情報第4弾〜今年の信州の紅葉もいよいよ終盤となりました(11/10)

白樺の樹と赤や黄色に色付く紅葉
新穂高ハイキングコースの紅葉(10月末)

全国的に紅葉が遅れている今年の秋。信州の紅葉も平年より1〜3週間程も遅れ、「紅葉祭り」が終わってもまだ見頃のところがありましたが、いよいよ終盤を迎えました。
海抜1000m以下の市街地の樹も紅葉するようになり、ケヤキの樹などは色あせたり、サクラも場所により落葉しています。
多くの信州の紅葉の名所では、今週末が最後のチャンスかもしれません。今も見頃な場所は、上高地美ヶ原高原など2000m付近のカラマツ、より標高が低い、米子大瀑布に至る道路から見える山・黒姫高原や、鹿教湯温泉別所温泉中房温泉郷・箕輪町もみじ湖などです。南信地方の、天竜峡や桜の名所の高遠城址公園は11月下旬まで楽しめるかもしれません。
今年の紅葉は、気温がなかなか下がらなかったため、平年より樹によって色付きがまちまちですが、その分、赤・黄・緑の三色カラーで色付いている所が多く、少し遠目で見ると美しいです。

朝焼けで赤く染まる北アルプスとその上の満月
朝焼けの北アルプスと満月(11/17)

建築賞受賞の軽井沢の新名所「大賀ホール」で「第九」などのコンサート開催(11/6)

大賀ホール内部
大賀ホール内観

軽井沢の大賀ホールは、今年4月開館したばかりのコンサートホールです。音響を考慮し、ステージを客席が囲む五角形の形・地元産の木材を多用したデザインは、「周囲の景観と調和し、リゾート地にふさわしい建築の好例」として、'05年度の「日事連建築賞」最優秀賞を受賞しました。今ちょうど見頃の周囲の矢ケ崎公園の紅葉とも美しくマッチし、クラシックファンでなくても一見の価値があります。場所も軽井沢駅から徒歩8分で行ける距離です。
12/18には、退職金をホールの建設費に寄贈し、指揮者としても名高いソニー名誉会長大賀典雄氏自身の指揮で、東京フィルハーモニーによる「第九」が演奏されます。好評でチケットは完売しましたが、それに先立って11/27に開かれる「軽井沢第九を歌う会」の公演のチケットは発売中です。11月〜12月には他にも、チェロとピアノのリサイタル・男女共同参画フォーラム無料コンサート・クリスマスハープコンサートなどが催されます。

野沢菜・干し柿・たくあん・寒天作りの季節です(11/13)

軒下の干し柿
軒下の干し柿

この時期は、信州のあちこちの家で、晩秋の風物詩、野沢菜を洗う光景や、軒先に干し柿や大根が吊るされている風景が見られます。
野沢菜と言えば、1月に道祖神祭りが行われる野沢温泉が発祥の地として有名ですが、11/19〜12/4、長野市の西の中条村で、一般の人が畑で野沢菜を収穫できる恒例のお菜とりツアーも地元で人気です。干し柿は、たかもり温泉のある伊那谷の高森町で、お正月用の贈答品に人気の「市田柿」の天日干しの真っ最中です。大根は、諏訪市豊田上野地区で、「上野大根」の天日干しが始まり、3月に美味のたくあんとなります。
12月の厳寒期に入ると、最近ダイエット食品としてブームの寒天が、茅野市などの諏訪地方で、やはり天日で干されて作られます。

雪山の景色とスキーのシーズンスタート!(11/17)

雲海の中の雪に覆われた笠ヶ岳山頂
新穂高ハイキングコースから見た笠ヶ岳

信州の山の景色が1年で一番最も美しいのは、晩秋から5月ごろまでです。日本アルプス・八ヶ岳・浅間山など長野県内の高山は冠雪し、空気も澄み渡って美しい光景が見られます。八ヶ岳フォトコンテストなどの写真コンテストの締め切りや作品展もこの時期です。
山に雪と言えばスキー・スノーボード!志賀高原の統一スキー場開き祭など、信州各地のスキー場は、早い所で11/20、遅くともクリスマス前の12/23までに続々とオープンします。

今年のリンゴは豊作!(11/25)

木に成っている真っ赤に色付いたリンゴ
今年のフジリンゴ(安曇野市)

長野市三水や安曇野市三郷などのリンゴの産地で、主力品種の「ふじ」の収穫が本格化しています。
ふじは、長く保存できるので、11月〜4月頃まで出まわりますが、11月末〜12月初めが新鮮な蜜入り新リンゴが食べられます。
昨年は、台風が多くて傷がついたり、山の餌不足で鳥に食べられたりで、数年に一度の凶作でした。今年は、天候不順の影響が少なく、夏場の好天で玉も大きくて豊作です。
ふじは樹や玉によって味に差が出やすい品種です。先日リンゴ園で収穫を手伝いながらいくつか食べて見ましたが、大玉でも身がしまっており、ジューシーで甘い玉が多く、とても美味でした。

これぞ信州の冬ならでは!自然に囲まれた屋外スケートリンク(11/29)

スピードスケート競技会で銀盤を滑る選手2人
昨年の浅間選抜スピードスケート
競技会(松本市提供)

今年もウインタースポーツシーズンとなりました。今週末にはスキーのメッカ志賀高原で、初滑り・スキー場開き祭が開かれます。その他の信州各所のスキー場も12月には続々とオープンします。
スキーより手軽・身軽にできるスケートでは、トリノオリンピックへ向けてトップスケーター達の滑りを、間近で無料で見物できる浅間選抜スピードスケート競技会が開かれます。会場の浅間温泉国際スケートセンターは、美ヶ原高原への入り口、美鈴湖畔にある屋外スケートリンクで、Alpsの山景色を見ながら大自然の中で滑れます。しかも、1月〜2月は無料開放です。長野オリンピックの会場の長野市エムウェーブも、12/11・1/15・2/4〜5・3/12は無料開放されてにぎわいます。その他にも信州各地にある屋外・天然・屋内リンクで、この冬、スケートを楽しみませんか?

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